そこにいた証【リヴァイ】 (ページ14)

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12.苦手な事ページ14

いよいよ明日だ

前振りもなく言うと訳わからないと思うけど

明日なのだ

明日はいよいよ訓練兵の解散式

思ったよりあっという間の3年間だった

明日解散式があって
明後日が入団式

そこで自分の所属兵団を決めなければならない

エレンやミカサ、アルミンは調査兵団だろう
私も調査兵団にするつもりだ

3人と離れたくないと言うのもあるけど
リヴァイの仕事している姿を見たいと言う何ともバカらしい理由の方が上回っている

クリ「Aはどの兵団にするか決めてるの？」

『私は調査兵団かなぁー
だって憲兵団に入れるのは上位10名でしょ？
私はどう考えても上位10名には入ってないだろうしねw』

サ「何故駐屯兵団じゃないんですか？」

『民を守る、、、なんて私の柄じゃないし』

ミ「確かにAは守るにしては大雑把」

『ミカサ、それ酷くない？』

ミ「だから調査兵団が1番良い」

『うーん、、、褒めてるの？貶してるの？』

こんな話が出来るのも明日までか、、、

そんな事を考えると少し寂しい気持ちにもなるけど

でもやっぱり無事に3年間乗り切れた事は素直に嬉しかった

サ「Aは調査兵団に入っても夜に抜け出したりするんですか？」

ん？、、、今それ聞く？

その話はミカサが黙ってない話題では？？

『どーーーーだろーーーー』

クリ「抜け出す気満々だね、、、」

ミ「そのうち見つかるからこれ以上はダメ」

うーん、ミカサならそう言うと思ってたよ
でも折角リヴァイと会えるあの時間を手放したくない

だから私は続ける！！

それにリヴァイと会うときは容姿を変えてるから多分！バレないし！！

ミ「A、エレン以上に良い男はいない」

『、、、それはある意味誤解を招くから言わないでほしいかな、、、』

というかなんで相手が男ってバレてるんだろうか、、、

サ「Aが夢中になる人ってどんな人なのか興味あります！！」

『え！！？別に男って言ってないし！
それに好きだとも言ってないし！』

ミ「抜け出して帰ってきた後のAの顔を見てたら誰だってわかる」

マーージーーかーーー！！

解散式前日

私は隠し事が苦手だという事を発見してしまった、、、

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