関係 ページ14
体育祭前半が終わり、みんなお待ちかねのランチタイム。
みんながグラウンド近くで食べる中、私はシジュン君と約束した教室まで来ていた。
『やっぱり教室まで来ると誰もいないね〜。』
sj『わざわざごめんね？落ち着いて話したかったから…。』
『ううん、寧ろ特等席かも。』
丁度スニョン達があそこで踊るらしくて…とグラウンドを指すと本当に仲良いね。と笑われる。
…なんかそう言われると恥ずかしいな...、
自分でも三ヶ月という期間だけどこんなに長くいるのも、仲良くなるのも初めてで、
くすぐったくて、時々どうしたらいいか分からなくなる。
『さあ！食べよ食べよ！』
とりあえずそうはぐらかして席に着くと笑いながらシジュン君も前の席に座る。
sj『Aちゃん、お弁当なんだね。』
『あ、うん。朝ご飯のついでに作るんだ。』
sj『へぇ〜。もしかして卵焼きが好き？』
『え？あ、うん、好きだよ？』
sj『お弁当の卵焼きだけ多めに詰め込まれてるからそうなのかなって思って。』
そう微笑まれて食い意地張ってると思われてるのかと急に恥ずかしくなる。
『ちっ、違うよ！？これは毎回ウォヌが私の卵焼き取ってくから…！』
必死に弁解しようと口を開いた時、グラウンドの方から大きな音楽が流れ出す。
sj『…始まったみたいだよ？』
グラウンドではスニョンやチャニ、ジュニにミンハオといったメンバーがアクロバティックなダンスを披露していた。
『…かっこい〜〜、、』
自然と口をついて出た言葉にハッと我に帰る。
...そっか、やっぱり彼らはアイドルなんだ。
いつもわちゃわちゃしてるし、そんな事微塵も考えなかったけど、
こうやってみると下級生の女の子がほっとかない理由もわかる。
sj『Aちゃん？』
『えっ、あっごめんねぼーっとしちゃって！！スニョン達のダンス見るの初めてだったからつい見とれちゃって、でもあれだね、やっぱりここからじゃちょっと遠かったね〜。』
そう言いながら目線をシジュン君の方に戻して呼吸が止まる。
『シ、ジュン、くん？』
sj『…ねえ、Aちゃんってあいつらの何なの？』
そう問われるも、近すぎる顔の距離に思考が追いつかない。
『あは、えっと、近くない…？』
sj『スニョン達はいいよね？いっつも目立っててさぁ...ねえ？Aちゃん。
このまま、キスでもしちゃおっか？』
___ガタッ、
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いか - 面白かったです♪ミンギュがかっこいい！更新楽しみにしています！！ (2018年7月9日 17時) (
レス) id: 599fdc1650 (このIDを非表示/違反報告)
暁色(プロフ) - ☆MINGYU☆さん» 更新遅い中そんな風に言って頂けて嬉しい限りです…！これからも楽しんでいただけるよう更新頑張りますね！！ありがとうございます！ (2017年12月29日 2時) (レス) id: 03f7a2cd3f (このIDを非表示/違反報告)
☆MINGYU☆ - このお話とても大好きです！！これからも更新楽しみにしてます！！ (2017年12月28日 8時) (レス) id: 585ee2f0b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁色 | 作成日時：2017年8月25日 22時
