お題 ページ11
しばらく無言で顔を合わせていた二人だが、すぐこちらを見て話し出した。
jh『…A、ちょっと付き合え。』
sj『Aちゃんごめんね、ちょっとゴールまで一緒に走ってくれない？』
『や、あの、えっと？お二人ともなんてお題だったんですか…？』
流石に両方引き受けるのは無理なのでとりあえず二人に問いかける。
jh『...あー、別にいいだろ。』
sj『俺はイルボンサラム。ね？Aちゃんしかいないでしょ？』
jh『俺だってコイツしか当てはまらないんだって。』
オッパはお題を頑なに言おうとはしないが腕を離すつもりもないらしく何故かすごく険悪な雰囲気。
sm『ヌナに修羅場が…！』
jn『キャー大変っ！』
mg『あああ俺たちのヌナが…！』
jf『お前らやめとけって…。』
何を言ってるかは聞こえないがさっきまで一緒にいた同級生達は距離をとってじゃれあっている。
目線で助けを求めるも、目を合わそうとすらしない。
恨むからなみんな…！！！
『…あ！』
そっか！
『シジュン君！先生確かイルボンサラムだよ！』
sj『え？あ、あぁ…うん、確かに…。』
『ね！これで私じゃなくても、』
jh『代わりが見つかったなら行くぞ、A！』
『ちょっ、ま、まってくださ！』
sj『あ、ちょっと！』
シジュン君の掴む力が弱まると同時に、オッパが腕を引いて走り出す。
スタート時とは比べものにならないくらいの速さで走るオッパに私はついて行くので精一杯。
元々体力があるわけでもないのでゴールの合図と同時にへたり込む。
『オッパッ、っはぁ、速すぎです...、』
jh『ぶふっ、めちゃくちゃ息切れてんじゃん！』
それを見て何故か大爆笑するオッパ。許せん！！！
『…それで、なんてお題だったんですか？せめて頑張って走った私には教えてほしいんですけど。』
ブスッとしながら問うと『それもそうか。』と納得するオッパ。
その時、判定兼お題回収の先生が丁度こちらに来る。
ss『えっと、ユン・ジョンハンのお題は…【
はい、合格。じゃあ紙回収するぞ〜。』
『…えっ。』
予想外のお題に思わずオッパを勢いよく見上げる。
jh『…ま、今日は妹来てないからオマケでな。』
そう言いながら軽く頭に手を乗せ、ポンポン叩くオッパに、
調子に乗って『照れてます？』と聞くと無言で頭をギリギリと掴まれた。
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いか - 面白かったです♪ミンギュがかっこいい！更新楽しみにしています！！ (2018年7月9日 17時) (
レス) id: 599fdc1650 (このIDを非表示/違反報告)
暁色(プロフ) - ☆MINGYU☆さん» 更新遅い中そんな風に言って頂けて嬉しい限りです…！これからも楽しんでいただけるよう更新頑張りますね！！ありがとうございます！ (2017年12月29日 2時) (レス) id: 03f7a2cd3f (このIDを非表示/違反報告)
☆MINGYU☆ - このお話とても大好きです！！これからも更新楽しみにしてます！！ (2017年12月28日 8時) (レス) id: 585ee2f0b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁色 | 作成日時：2017年8月25日 22時
