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ティータイム ページ34
「月の世?」
「この世界のお祭り日って考えればいいわ。皆がこの日を待ちわびているのよ」
そう言って悪魔は俺を押し倒す。
「何の事だ?」
俺には何がなんだか判らない。
「この世界に力の満ちる日です。
ですから、私達はお互い牽制の為にこうして共に集っているのですよ」
天使が悪魔を止めながら、説明を続けた。
「んもう。相変わらす、お堅い天使様。せっかくのお客人を楽しませようとしてるだけなのに」
「悪いですね。お客人の案内人が来るまで、手を出すのはやめてくれますか?」
「それって、案内人が来たら良いって事?」
「案内人が来たら、彼は行ってしまいますよ」
……俺の知らない所で話が進んでる。
「どうでもいいけど、俺にはAって言う名前があるんだけど」
って誰も聞いちゃいない。
しばらくのティータイム。
……。
………。
【アルが迎えに来た】
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作者名:ミラク | 作成日時:2018年8月11日 3時