夢見月の宴

闇の中に ページ18

俺は闇に向かって叫んだ。
「勇ましい。坊やだね」
「ホント。でもそれは勇気でなく愚かと言うのよ」
「クススッ。ダメじゃない。恐がらせちゃ」
３人を筆頭に、ぞろぞろと人が出てくる。
３０人ぐらいの……人、じゃない。
俺は背筋が凍った。
人の姿に角が……牙が爪が鋭く光っていた。
……どうするかなんて決まっている。


【走り出す】
【武器はないかと探す】
【恐怖で立ちすくむ】

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