きみをたべたい 2 (ページ5)

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you side

あれから一時間、関東と関西で起きたことの情報を交換し合い終了した。

gr「じゃぁ、今日はここぐらいまでにしよう、…幹部も一人居ないしな。すまない本当に。」

『いや、大丈夫ですよ。らっだぁ、なかむ、お疲れ様。』

nk「お疲れ様でした。」

rd「Aお疲れさ「あ、あの！」…はぁ？」

後ろから大きい声で呼び止められる。

振り向くと、小柄な和服の男性、確かロボロ、と言ったかが立っていた。

顔が布で見れないが…息が荒いな。

『ロボロ…くん？で良いのか？』

rbr「うぁっ…え、えっと…おれ…」

『…らっだぁ、なかむ、少し席を外すな。待っていてくれ。』

rd「はぁ！？何いってんの危ないに決まってんじゃんだめ。」

nk「せ、せめてドアの側に居てください。聞かないように努力するので、」

『それで大丈夫か？』

rbr「え、あ、あぁ構わへん…です、それで。」

部屋を出て彼と向き合う。

彼は顔の布を取り、俺に問いかけた。

rbr「俺のこと…覚えて、へん…かな？」

『…あー…えっと、あま…』

rbr「そ、それ！まぁその名前はもうとっくに捨てたんやけど…」

驚いた。本当に忘れていた、彼のことを。

まさかこんなところで再会するとはな。

rbr「…Aくん…そ、その…久しぶりに沢山話したい…やん？やから…夜俺の部屋来てほしいんやけど…」

『あぁ、わかった。ふふ、君は変わらないな。』

もじもじとしながら俺にそう問いかけて来る様子は可愛らしくて。

俺がそう言って笑うとあま…じゃなかった、ロボロは目を丸くして、ほんのり頬を赤くしていた。