きみをたべたい 2 (ページ4)

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you side

『今日ここに来たのは妖のことで我々組に報告したいことがあったからだ。』

『人型の妖の確認、そしてその妖の手元に我々組の構成員がいたことを報告する。』

gr「ほぅ、人型の妖か」

tn「ひ、人型！？しかもうちの構成員がいたって…どういうことですか！？」

一気に室内が騒がしくなる。

そこで咳払いを一つすると

室内は緊張感を取り戻した。

『…人型の妖は現在俺が視認したのは此奴のみだ。』

たらこの写真を机の上に提示する。

ht「これは…本当に妖なのか疑うくらい人間に近いね…」

『此奴の名はたらこ。俺が遭遇したときは沢山の死体を操って攻撃してきた。』

gr「！…まさか」

『…その死体の中に我々組の紋をつけているものがいた。』

『この人物なんだが、名前を確か…』

zm「神田、やな。」

『…親しい者だったのか？』

zm「俺の右腕みたいなもんやったわ。…任務で失敗して死んでもうたけどな。」

フードの彼、ゾムは悲しそうな顔をしていた。

『まだ死体は処理していない。…最後に会いたかったら会いに来るといい。』

zm「ああ、…そうするわ。」

sho「いやいや、待てや！なんでそんな普通に話してるん？こんな話信用できるわけ無いやろ！」

ガタンッ

シャオロンが俺の話に反論し、その隣に居たコネシマが立ち上がり出口の取っ手に手を掛ける。

tn「あ、おいコネシマ！何処行くんや戻れ！」

kn「こいつと同じ空間にいたくないんや、すまんなトントン。」

そう言ってコネシマは出ていってしまった。

nk「組長をこいつ呼ばわりすんなよ…」

rb「ハァー…やっば俺耐えらんないかも…」

…後ろの二人がこれ以上不機嫌になる前にこの会議を終わらせなくては。