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八片 ページ9

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『おぉ!!ここが無残さんの“お家”ですか!!』

「あぁ、お前も今日から此処に住む」

(はしゃ)ぐ姿は年相応で、とても可憐な少女だった。

『“広い”ですね!!“迷子”になってしまいそうです!!』

「話が早い⋯勝手に出歩いて私に手間を掛けさせるなよ?」

大人しく鬼舞辻の手に捕まる彼女は、楽しそうに辺りを見回している。

『何と!!もしや無惨さんは私を“捜索”して下さるのですか!!』

「そうせねば、お前を生かすことが出来んだろう」

彼女はムゥと頬を膨らませて、目の前の鬼舞辻を見つめる。









『無惨さんは、“優しい”のか“酷い”のか分からないです』


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作者名:そら | 作成日時:2020年10月30日 10時

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