検索窓
今日:21 hit、昨日:12 hit、合計:117,472 hit

二十八片 ページ29

──────────


「その首の跡⋯!!鬼舞辻にやられたのか!?」

詰め寄ってくる炭治郎の勢いに、彼女は珍しくたじろいでいる。

『そう、ですけど⋯⋯何か、あったんですか?』

そんな彼女の手を取って、彼は悲しそうに瞳を揺らす。

「⋯“酷い”!!こんな事⋯⋯直ぐに逃げよう!!」

彼の言葉に、彼女は在らぬ方向に勘違いをしてしまったらしい。

『なんと!!貴方が無惨さんに“代わって”、私を殺して下さるんですか!!』

先程まで様子を窺っていた伊之助ですら、息を飲んだのが分かった。

「君は⋯⋯何を、言ってるんだ⋯⋯?」


──────────

二十九片→←二十七片



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (57 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
130人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:そら | 作成日時:2020年10月30日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。