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二十八片 ページ29
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「その首の跡⋯!!鬼舞辻にやられたのか!?」
詰め寄ってくる炭治郎の勢いに、彼女は珍しくたじろいでいる。
『そう、ですけど⋯⋯何か、あったんですか?』
そんな彼女の手を取って、彼は悲しそうに瞳を揺らす。
「⋯“酷い”!!こんな事⋯⋯直ぐに逃げよう!!」
彼の言葉に、彼女は在らぬ方向に勘違いをしてしまったらしい。
『なんと!!貴方が無惨さんに“代わって”、私を殺して下さるんですか!!』
先程まで様子を窺っていた伊之助ですら、息を飲んだのが分かった。
「君は⋯⋯何を、言ってるんだ⋯⋯?」
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作者名:そら | 作成日時:2020年10月30日 10時