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二十一片 ページ22
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「お迎えに来たよ〜⋯ってあれ?どうしたの?珍しく浮かない顔だね?」
彼女の顔を覗き込んで笑うのは、上弦の鬼である“童磨”だ。
その性格から、稀に彼女のお守りを頼まれている。
『私は、“変”なのでしょうか?』
そんな彼女の言葉に、彼は嬉しそうに笑う。
「君自身は、どう思うの?」
『⋯⋯分かりません。ですが、きっと私は⋯“人”とは違うのでしょう』
特に気にする様子も無く、彼女は笑っている。
「他と違うことが、怖くないのかい?」
『“恐怖”⋯?そうですね、分からないです⋯⋯私には』
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作者名:そら | 作成日時:2020年10月30日 10時