【テニプリ】 テニス界には誰にも知られていない最強な中学があるようです＜対 四天宝寺編＞

２３話・・・美味しそう・・・(( ページ30

はる「ちょ、そんなことできちゃうの！？彼って・・・」





あ「普通なら難しいよ。





でもあれがきっと、『秀才』じゃなくて『天才』って呼ばれる所以(ゆえん)何だと思う」





―





審判「ゲーム四天宝寺！２ゲームストゥ１！」





キラ「あら、もってかれちゃった〜」






みすず「のあ・・・・・」







のあ「っ・・・・はぁ・・はぁ・・・




(嫌なヤツ。私だって、走っちゃだめなことくらい気づいてるのに、無理に走らせてくる




このプレースタイル、大嫌いだ)」






のあ「っ！(パコン」





財「・・・っ、おわっ」






のあが打ったボールは急に激しい回転を加え、大きく路線を外しねじ曲がる




スパーン！





審判「１５−０！」






財「へぇ、なかなかやるやん」





のあ「その言葉、悔しいけどあんたに返す」





財「それはおおきに。ほな行くで(パコン」






財前が右側にボールを打つ





のあ「チッ。っ・・・・(パコン」





のあは軽く舌打ちをし、ボールを追いかける




右がにがてなのあにとって、ギリギリのところだったが、なんとか打ち返す





財「っ！(パコン」





今度は中央に打つ財前





のあ「よっ(パコン」





それを取るのあ。






さらに財前は右へ、のあも打ち返す、財前は今度は左へ・・・そう繰り返していったときだった






のあ「っ！(パコン」





相変わらず右に打つ財前のボールを打ち返し、今度は左、もしくは中央に来るであろうと予測し、左よりの中央に立つのあ。




・・・が





財「誰が左に打つって言うたんや」





のあ「なっ！」





財前はのあの読み通り左・中央には打たず、ドロップショットを繰り出した







あ「(うわ、単純・・・。




こんな単純な手、のあが気づくかもしれないと言う不安もあったはず・・・。





・・・大胆かつ冷静な判断、それも、強さの１つ・・・かぁ。)」





つくづくAはそう感じとった






財前は感情をまったくといっていいほど表に出さない







しかし、内心考えていることは奥深い






実際にする手段がいくら単純なものでも、それがいつ脅威と変わるかわからない






あ「(あーぁ、やだやだ、すごい人ばっかでさ・・・・)」

２４話・・・って・・・何円？((→←２２話で・・・なんか・・スイマセン・・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す