そんなだから皆に愛されるんですよ 【冨岡義勇】

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カ｢じゃあまず…お出かけの時とか手は繋いだりしてるのかしら｣



『 そうですね。この前は私がお願いしたら了承してくれました』



真｢Aからかぁそれじゃあ駄目だよね｣



甘｢休日は何をして過ごしているの？｣



『 最近は寒いですからこたつでゆっくりしたり…あとは私は雪で遊んだりしてましたよ。義勇さんは寒いからって眺めてるだけでしたけど』



カ｢う、うーん…あ、じゃあ私達が教えたアレはやってもらった？｣



『 かべどんの事ですか。やっては貰いましたけど義勇さんはよくわからないようでした。アレでときめくのは何故なんだろうって』









し｢ほんっとに冨岡さんって人は…｣


真｢錆兎が聞いたら怒るんだろうなぁ｣


甘｢ちょっと天然な所は素敵だけどこれではキュンとしないわ冨岡さん…｣


カ｢あらら…どうしたらいいのかしら｣





『ど、どうされたんですか皆さん
そんな口々に義勇さんを批判しだして 』



そんなに変だっただろうか
ここ最近あったことをそのまま話しただけなんだけど









し｢冨岡さんは積極性に欠けすぎですね｣



『 積極性？』



し｢はい。いつもAさんが何かするのに合わせたり雰囲気がわかっていなかったり…｣


甘｢たまにない？冨岡さんの方から甘えて欲しいなって思うこととか｣


『そう言われれば無くも無いような 』


真｢うん。そう思わせちゃってるあたり駄目だよ
もっと義勇の方から恋人らしく振舞ってもらったりしないとね｣


カ｢よーし！そうと決まったらみんなで冨岡君を何とかしましょう｣


『 な、なんとか？』









かくして、冨岡義勇もっと男らしくなろう作戦が始まった。


補足するとここにいる女子達はみな冨岡の為ではなくAの為に動いてるのである。哀れ冨岡…









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