そんなだから皆に愛されるんですよ 【冨岡義勇】

#8 こたつを囲んで ページ11

※おそらく鬼滅の時代では現代のようなタイプのこたつは普及していませんがこの話では現代のものを使っていることにしています








『 あったかい…』



｢だな｣



『 こたつっていい文明ですね』



｢室町時代からあるらしいぞ｣



『 え、すごい』









『みかんみかん…


義勇さんも食べたいんですか 』




｢あぁ｣




『 自分でむきましょう』



｢寒い、手を出したくない｣





『しょうがないですね…




はい、あーん 』




｢ぁ…｣





うわ、口ちっちゃ 可愛いかよ

いつもご飯食べる時もっと口開けるだろうに
ご飯粒付けまくってるだろうに




｢うまい｣



『 そうですね』









『 なんか2人でこたつ囲んでるの寂しいです』



｢錆兎達がいれば別なのかもな
いや、錆兎ならだらけるなと言ってくるか｣



『 もー…そうやってすぐ錆兎さん錆兎さんって』








｢わかった。こっちへ来い｣



そう言って自分の膝をぽんぽん叩く義勇さん

もしかして



『 膝の上に座れと』




｢そうだ｣






『じゃあ失礼します 』




｢うん。暖かいな｣




『 ぬくいですね』









｢閃いた｣





『どうしました？ 』





｢2人で寂しいなら…作るか









跡継ぎ｣







『 な、何言ってるんですか！！！！』




｢いっ…｣







まだ早いに決まってるでしょ。
そんなこと言う変態さんは引っ叩きますよ



もう叩いたけど。








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