そんなだから皆に愛されるんですよ 【冨岡義勇】

#18 専用枕 ページ23

｢…ねむい｣



『 確かに、義勇さん今にも寝落ちそうですね』



｢ここ最近は暖かい｣



『 春もすぐそこなんでしょうか』






冬の間は流石に寒くて出来なかったけど
春や秋になるとよくこうして縁側に2人で座ってのほほんと日向ぼっこをする

もうそれだけでほんわかして楽しい

時には炭治郎くんや禰豆子ちゃんもいたり…






｢ぅ…ん。寝る…。｣



『 布団出しましょうか？』



｢いや、いい

A、もっとこっちへ来い。｣



『 …？

あ、なるほど。わかりました』







義勇さんはよくうたた寝をする
日頃あまり寝れないこともあるんだろうけど
なんというか性格的にのんびりしてるだけで寝れそうな感じする。というか実際そうなんだ。







と、言う事で膝枕をご所望のようで

断るわけもなく。ほっとくとごめん寝し出すからね









｢やわらかい…｣



『そうなんですか？実際されると男女問わずに硬そうな気もするんですが 』



｢Aはやわいから平気だ｣




え、それって太…いやまさかな




『 あ、子守唄歌いましょうか。
少なくとも炭治郎くんよりはマシです』



｢蔦子姉さん並のを頼む…｣



『いやそれは無理 』









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｢すぅ…すぅ…｣




『 うーん相変わらず寝顔可愛い。それに綺麗』



義勇さんの寝顔は周りの人達からも可愛らしいと定評がある。普段の真顔からは考えられないからね



『 まつげ長い…髪サラサラ…』



それを独り占めできるのは私の特権。



多分









『やっべ足痺れてきた 』



｢ん…｣



凄い気持ち良さそうに寝てる

だめだ起こせないぞこれは。起こしてはいけない




『 うっ…。我慢だ我慢』









｢おはよう…｣



『おはようございます… 』



｢どうした。足をさすって｣



『 何ともないです。いややっぱ無理痺れてる』



｢歩けないほどなのか。すまなかったな｣



『それ以上に収穫あったんで平気です…！ 』








義勇さんの寝顔は日頃のご褒美みたいなものです









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