検索窓
今日:3 hit、昨日:8 hit、合計:25,520 hit

76話 ページ7

「侵入者か?」
「わかりません、何が起きたんでしょうか」

皆焦っている。朝校門に報道陣が大勢校門に来ていたな。やはりオールマイトの赴任は特ダネ。いや、だとしても校内まで侵入してくるのか?

「とりあえず避難しましょう」
「おう」

皆パニックになりながら避難している。凄くぎゅうぎゅうだ。

「いだっ」

焦凍くんと窓側まで押し流されてしまった。いたた。

「大丈夫か?」
「だ、大丈夫です…!?」

見えてしまった。本当にチラッとだけど、見間違えるはずが無い。あれはいつも見慣れているあの後ろ姿。

「弔くん…?」
「どうかしたか?」
「いえ!なんでもありません!」

危ない、焦凍くんが隣にいたことを忘れていた。もしかしたらこれを仕掛けたのは弔くんの仕業なのか…今日の新聞から報道陣が来ると考えたんだ。私も混ぜて欲しかったな。

「皆さん…大丈ー夫!!」

メガネの男の子が出入口の蛍光灯の上に勢い良く立って非常口のポーズみたい。侵入者がただのマスコミと、落ち着くように伝えている。ヒーローみたいで凄いや。

「弔くん!雄英の校門壊したの弔くんですよけ!」
「ただいまより先にそれかよ…よく分かったな」
「チラッと見えましたよ!あと壊れた校門に見てきましたし。でもどうして?校門壊しに来ただけですか?」
「それはまた後のお楽しみ」
「お預けですか…」

身内なのに作戦や、やる事を話されないのは悲しい。

「そういえば名前決めてなかったな」
「なんのですか?」
「俺らの…この組織の名前」
「そういえばそうですね、うーん…敵の連合、敵連合でいいんじゃないですか!?」
「安直かつチープだな」
「そうですか?」

つんと弔くんのお父さんに指を指して、

「名前なんて飾りと同じですよ」
「フーン、まぁそうかもな」
「ウケが悪ければ変えればいいだけですよ」
「ウケのこと気にするのかよ」
「ご飯出来ましたよ」
「はーい!」

またの後のお楽しみってことは明日か明後日にまた何かするってことかな…。

77話→←75話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
37人がお気に入り
設定タグ:敵連合 , 死柄木弔 , ヒロアカ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

夢乃雲(プロフ) - 黒胡椒さん» ありがとうございます!がんばります(´˘`*) (2020年2月17日 19時) (レス) id: 81d8ea1b81 (このIDを非表示/違反報告)
黒胡椒(プロフ) - こっちも更新まってます!! (2020年2月17日 14時) (レス) id: e2f590a1cb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夢乃雲 | 作成日時:2020年1月14日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。