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110話 ページ41

「なんだこいつら…!!男らしいな!」
『何か妙な事になってるが…』

それを棄権を認めるかは主審のミッドナイトの采配ってところか。

「そういう青臭い話はさァ…好み!!!庄田、尾白の棄権を認めます!」

好みで決めた…。確かに授業中とかそういう青春みたいな話が好きだから、ドンドン質問や相談受け付けるってよく言ってたな…。あ、青山くんだっけ、彼は出るんだね。

「繰り上がりは5位の拳藤チームだけど…」

B組は拳藤さんが硬化の人に譲っていた。筋の通ってるいい人だな。

「というわけで鉄哲と塩崎が繰り上がって16名!!組はこうなりました!」

緑谷くんとは別のシードでお互いが決勝戦にいかないと当たらないや。それが叶わなくてもデータは取れるからよしとするか。最初の相手は青山くんか…ここまで来たんだから1位取りにいっちゃうか!

「レクリエーションAちゃんは参加する?」
「しますよ、楽しそうですし!」
「そうだよね!私もレクリエーションするよー!がんばろねー!!」

お茶子ちゃん緊張してるな。相手は勝己くんだし、お茶子ちゃんの個性はどちらかと言うとサポート向きだしね。ヒーローとしての倫理観を捨てて使うならまだあるけど、お茶子ちゃんはきっとしないからそれは言わない。

「玉転がし楽しかったです!ふふっ」
「意外と疲れた…」
「疲れてる場合じゃありませんよ!次は借り物競争ですよ!」
「還現地は元気だなー、流石本戦進出者ってところ?」
「体力は高校生の資本ですよ!」

半分くらい嘘である。元々鍛えてるのもあるけど、こっそりトイレとかに隠れて治癒をして回復しながら競技に出てるのだ。

『次のレクリエーションは借り物競争!参加する生徒は順番に並んでいけーーー!!』

借り物競争に参加する生徒が列になって並び終えた。

「A組チアガール姿でレクリエーションしてるんですね」
「あんなの恥ずかしいしA組って目立ちがり屋の集まりでしょ!」

いつもツンツンしている子だけど、今日はヒーロー科がいるせいなのかピリピリしている。

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夢乃雲(プロフ) - 黒胡椒さん» ありがとうございます!がんばります(´˘`*) (2020年2月17日 19時) (レス) id: 81d8ea1b81 (このIDを非表示/違反報告)
黒胡椒(プロフ) - こっちも更新まってます!! (2020年2月17日 14時) (レス) id: e2f590a1cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢乃雲 | 作成日時:2020年1月14日 0時

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