恋愛ポリス【オリジナル】

春の甘い時間２ ページ7

気が付いたら涙は止まっていた。

　「…あ、あとさ…なんかされた？あいつに…」

　「…え？」

　「あ、暁にだよっ…！」
　
　「…あぁ…押し倒されたくらい…かな。あと手…縛られて…」

　「…もういい」

　途中で話をさえぎられる。

　「…え？」

　
　するといきなり押し倒された。


　「…きゃっ…！？」

　おもわず反応速度が遅れる。

　「同じことしてやるよ」

　「…はぁっ？」

　伸也はネクタイをとり始め私の手首を縛ろうとする。

　「やっ…やめてっ！！」
　
　手を胸に当て縛れなくする。

　「…どう思う？」

　伸也がいきなり声をだす。

　「…？」

　「…今…どう？」

　「…はっ！？」

　「暁と…同じ？怖いか？」

　「な、なんでそんなこと…」

　「…知りたいからだよ…ッ！」

　その時

　いつもと違う伸也の異変に気が付いた。

　「し、伸…也？」

　いつものヘラヘラした感じとは違う…強い視線。

　「…な、なんでもねぇっ」

　伸也はふっと離れ教壇の反対側に座る。

　…なっ…！

　「ちょ、ちょっと…！？」

　「…なんでもないから…」

　なんか息遣いが荒い伸也をみてさっきと同じように心臓がドキンッと波打つ。


　…伸也？

　なぜかそこからは会話がうまれないまま刻一刻と時間だけが進んでいった。









　 ども！葉月です！

　感想くれた方、ありがとうございます！

　感想、喜んでお待ちしております！アドバイスがあれば改善点も教えてください！

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