月の姫

緋龍と龍達が集う ページ11

ゼノと再開してしばらくたったある日


その日は何の前触れもなく訪れた


ヨナ姫は無事に白龍、青龍、緑龍を仲間にしたみたいだ


青龍の里や阿波で危ない目に会っても諦めなかった


やっぱりヨナ姫は緋龍王の生まれ変わりだ


A「ゼノ」

ゼ「あぁ、近くにいるな」

近くに龍達の気配がする

ゼ「俺が先に会ってくるから」

ゼノが黄龍としてヨナ姫達に会いに言った


しばらく楽しげに話していたけど急に声を落として聞いた


ゼ「みんなさぁ、龍ってもう一人いるの知って
　 る？」

皆『え？』

ゼ「お〜い もう来てもいいぞ」

A「こんにちは」

ヨ·ハ「A⁉/A姫⁉」

A「ヨナ姫にハク、久しぶり」

ハ「姫様、生きていたのか？」

A「ちょっと勝手に殺さないでよ
　 後、私はもう姫様じゃないから」

ユン(以下ユ)「え〜と まったく話が見えない
　 んだけど⋅⋅⋅⋅⋅」

ゼ「俺が説明するから
　 建国神話には出てきてないけど本当はもう
　 一人龍が居たんだ Aはその紫龍って
　 んだ」

ヨ「紫龍⋅⋅⋅⋅そんな龍が居たのね⋅⋅⋅⋅⋅⋅」

キジャ(以下キ)「ではなぜ神話に出てきてない
　 のだ？」

A「紫龍は神話から消された龍なの
　 今、言えることはこれだけ」

ハ「なぁ、さっき言った姫じゃねぇってなん
　 だ？」

A「⋅⋅⋅⋅⋅今まで黙っていてごめんなさい
　 私はヨナ姫を守るため姉妹ということ
　 にしてもらったの」

ヨ「そう⋅⋅⋅だったの⋅⋅⋅⋅⋅⋅」


A「歳もね 本当はヨナと同じ16歳
　 そして名前、私の本当の名はAじ
　 ゃないの」

ヨ「なんて言うの？」









？「私は⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅」

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