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蓬side

足が軽やかに上がる

まだ来たことない場所なのに知ってる気がする


私は知らないうちに外の階段に出ていた。

そこで叫ぶ




「英徳ぅ〜〜!私が変えてやるからな〜!!」








そう。これが私がここにいる理由。









キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン







そうそうに遅刻をした。叫ばなければ良かったかな?喉も痛いし…



けど仕方ない!教室行かなきゃ〜!





全力疾走中…



ドンっ__


「あぁ!ごめんなさい!」


「いった。」


「本当に!本当に!ごめんなさぁい」



怖くて私は走り出してしまった























始業式ではあの人の姿は無かった










「ねぇ、蓬?なんかボォーってしてない?」

「わっ私が?!結鶴何言ってんの〜!?」

「ん〜、そう見えたんだもん」

「そうなの?」







「ねぇ、蓬ちゃん?ちょっと良い?」

「あぁうん!」

となりの席の子だった

「えぇと、朝如月さんとぶつかってたよね?」

「えっ?なんで知ってるの?」

「見ちゃって…」

「そっか、それでどうしたの?」

「如月さんにはちゃんと謝った方が身のためだって教えようと思って」

「身の為?」

「うん、今の英徳にはカーストがあって如月さんはそのトップ中のトップなの」

「うんうん」

「だから…」

キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン

「続きはまた後で!」

「うん〜」





「この後グループの顔合わせがあります」


先生の話し方とてつもなくつまらない



となりの子が紙を私には渡した

《先生が言ってるグループがカーストのこと》

ふ〜ん


「全員自分のグループはわかってると思うから、場所は黒板に行っておくぞ」


先生は去った

「蓬ちゃんどこのグループ?私は2軍だよ」


「グループって私どこ?」


「え?」
「え?」



「知らないの?」

「うん」


「じゃあ調べて見るよ。苗字何?」


「道明寺だよ」




「ど、う、みょ…道明寺!?」

「う、うん」



「じゃあ、もうわかったよ。蓬ちゃんのグループは…」

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作者名:yumekeyt2525 | 作成日時:2018年6月14日 21時

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