【募集企画】君のせいなのに。【超募集中】

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きっとこの学校でこんな体験してるの私だけ。悪いことしてる。

滅多に人が来ないここなら大丈夫よね。と思い私達はいつもここに集まる。ってか今日来るって言ったよね。遅すぎ。
階段を登ってくる音が聞こえる、やっと来た。
「遅いですよ」
「ごめん、途中で体調悪くした子いたからさ」
「えっ、大丈夫なんですか？私にかまうより面倒見てあげた方が…」
「うん、大丈夫。もう担任の人来たし」
なんてホントは思ってもない会話をしたところで、私達はキスを交わした。
「ふっ、んう、ん〜！」
いつになっても上手くならない息継ぎ。
でもこの苦しい感じも好き。
先生が私の服を脱がそうとした時私は言った。
「…！せんせ、ごめん、私今日生理で…」
嘘じゃないよ。
「あ、マジ？そっか」
カラダめあてなんかなー。
別に私は先生のコト、好きだし。
でも先生がそういう気持ちでいるのもさー。

「ねえ、私達ってさ愛し合ってるのかな？」

結構攻めた質問したと思うの。
愛し合ってる、そんなわけないでしょ。
分かりきった上で質問したの。
ねえ。
「違うと思うけど、好きだよ」
なんかムカつく。
やっぱ、良いのは顔と身体と頭だけか。
「キモっ、なんかはぐらかされたみたいでやだ」
「俺もそう思った」
バカみたいだよね。


10月、私は先生と会う事が少なくなった。
もう潮時。いいじゃない。
でもバレるまでは、一緒にいたいけどなあ。
いやいや、もういいんだ、あんなの。

久々に先生と会った。
「ふふ、なんか久々♪」
私はなんだか機嫌がよかった。
「テンション高くね？まあいいけど」
なんか色気が…すごくなったな。
「はっ…んー…まって…！」
すごい今日がっつくじゃん。

ワイシャツを着直す私を見て先生は言った。
「色気ついたな」
笑いながら言われた。
嬉しくない事はないよ。
「先生も。恋とかしてるの？」
私も笑いながら言った。ってかタメ口。
「まあ…」
おい、マジか。
いやだから、もう終わりにするって決めたじゃんか。
「ふえ！だれ！？学校の人！？」
「違うけど、多分お前知らんと思うよ」
私じゃないこと、確定☆
「えー、つまんな」
「だからさ、こういう事すんのやめよ。お前も彼氏作ってさ」
「え、あ、うん…そだね」
私は先生の為にも私の為にもそう言った。
先生がそんなにその人の事が好きなら…

でもさ、私の事、離さないでほしかったなって
思ってるの。

あたしも先生と一緒、恋してたんだわ。

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