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〜大海弥side〜
「でさー、相川がマジでキモいの」
「うっわ、それマジキモ過ぎー」
五月蝿い…マジでうるせぇ。
駅前のマスドに来たは良かったが早すぎたらしい。アイツどころか俺の高校の制服を来た奴らは1人もいない。
こんなに早く来なければよかったな…。
「あの時の顔とか、思い出しただけで吐きそうだよ」
「てかさ、リカって彼氏できたの?」
黙れよ…。
俺のイライラなんて知る由もない他校の女達はペチャクチャと騒がしいお喋りを下品な笑い声と一緒に店内に響かせている。
「あたしー?遊びならいるよぉ」
「金搾り取って捨てる感じぃ?」
「ま、否定はしないけどぉ」
「リカってばーサイテーじゃん」
「そういうカナこそどうなのよ」
イライラする。
何で、アイツは来ねーんだ?
メールを送ってから30分は経ったけど、未だ来る気配なしだし
「さっきから気になってたんだけどさ、あそこの男の人すっごいカッコよくない?」
「あっ、それあたしも思ってた!」
「ちょっと行ってみよーよ」
「あっ、抜けがけとかずるーい」
うるさい女共の声が消えたと思えば、鼻につくほどの甘ったるい香水が近づいてきた。
「あの〜、私たちぃ暇なんですけどぉよかったら席、ご一緒しちゃっていいですかぁ?」
いいとか言ってねーのに、俺の右隣と向かい側に座ってきた。
こいつらの香水の臭いと、話し方と、星原が来ねーのとが混ざってどうしようもなく、イライラが収まらない。
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夢叶(プロフ) - ざわちゅうさん» ありがとうございます(´∀`*)お名前と同じですねww…ざわちゅうって言葉出してましたか?(^_^;) (2012年7月23日 23時) (携帯から) (レス) id: fccec6d73b (このIDを非表示/違反報告)
夢叶(プロフ) - ふうみきさん» えっ、お上手だとか…てれr(( ケータイ小説ハマってるんでその影響出てるかもしれないです^^;でも、褒めていただきありがとうございます!! (2012年3月29日 18時) (レス) id: b5f5af4019 (このIDを非表示/違反報告)
ふうみき - 小説を書くのがお上手なんですね〜プロの携帯小説みたいです** (2012年3月29日 9時) (レス) id: 0c659a6204 (このIDを非表示/違反報告)
夢叶(プロフ) - ぺどう沢さん» そんな人がいるなんてうらやまs((キュンキュンしていただきありがとうございます^^ (2012年3月28日 22時) (携帯から) (レス) id: fccec6d73b (このIDを非表示/違反報告)
ぺどう沢(プロフ) - 好きな人の性格に似てたところがびっくりしましたwww何か・・・キュンキュンきちゃいました/// (2012年3月26日 15時) (レス) id: 5e2d8de545 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢叶 | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/kagurakamuisougo/
作成日時:2012年2月26日 0時