34 ページ37
「ただいまー」
玄関に入って早々、あたしはギョッと目を見開く。
「あらぁ〜ずいぶん遅い帰りじゃないどこに行ってたのかしら〜?」
「えっと…許してください。友達と喋りながら帰ってたら遅くなっちゃいました」
「許してくださいいで終われば警察はいらないのよ〜パパどれだけ心配したか分かるかしら?」
「分かります。分かるから…その格好と喋り方をやめてください!!」
「やだやだ!!パパはもうちょっとこのエプロン着けてたいの!!可愛いでしょ!!」
これだから…父さんは帰ってこなくていいのに…。
ていうか、このオヤジは何でこんなに能天気というか、馬鹿というか…いや、完璧に馬鹿か。
「ほら、早くソレ脱いでよ。母さんに怒られるでしょ」
母さんの趣味も大概だと思うけど、父さんも父さんだ。
ハートのブリブリしたエプロンをつけて…
Aちゃんドン引きだよ。
「仕方ないなー。今回だけだからな」
いかにも嫌そうにエプロンを脱ぎ捨てた父さんをリビングに詰め込んでやっと一息つく。
「ねぇ、母さん。何で父さん帰ってきたの?」
「それはあれか?帰ってくるなという仕打ちか?」
「もういいから…」
「本当はAも嬉しいのよねーお父さんに会えるから」
「わーい。すっごく泣きたいぐらい悲しいよー」
しくしくと泣き真似をするけど父さんと母さんはこっちには目もくれず、談笑している。
いや、本当に…泣いちゃうよ…
「あんた、邪魔」
「あだっ!」
後ろからけられて前におっとっとと躓いて、ベチャッっと音を立ててあたしは床と一体化した。
「あらー、ここだけ床がブヨブヨだわ〜」
知ってるくせにわざと人の背中を往来(ユキキ)するお姉ちゃん、
…その長い足引きちぎりましょうか!?
=====
すいません。
眠気眼の中からの更新です。
話の中身がぐちゃぐちゃですいません
167人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夢叶(プロフ) - ざわちゅうさん» ありがとうございます(´∀`*)お名前と同じですねww…ざわちゅうって言葉出してましたか?(^_^;) (2012年7月23日 23時) (携帯から) (レス) id: fccec6d73b (このIDを非表示/違反報告)
夢叶(プロフ) - ふうみきさん» えっ、お上手だとか…てれr(( ケータイ小説ハマってるんでその影響出てるかもしれないです^^;でも、褒めていただきありがとうございます!! (2012年3月29日 18時) (レス) id: b5f5af4019 (このIDを非表示/違反報告)
ふうみき - 小説を書くのがお上手なんですね〜プロの携帯小説みたいです** (2012年3月29日 9時) (レス) id: 0c659a6204 (このIDを非表示/違反報告)
夢叶(プロフ) - ぺどう沢さん» そんな人がいるなんてうらやまs((キュンキュンしていただきありがとうございます^^ (2012年3月28日 22時) (携帯から) (レス) id: fccec6d73b (このIDを非表示/違反報告)
ぺどう沢(プロフ) - 好きな人の性格に似てたところがびっくりしましたwww何か・・・キュンキュンきちゃいました/// (2012年3月26日 15時) (レス) id: 5e2d8de545 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夢叶 | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/kagurakamuisougo/
作成日時:2012年2月26日 0時