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Aside



そう…あれは忘れられる筈もない
忌まわしい事件






私がまだ7才だった時のある日







休日の為家族全員で家にいた


私の家は比較的大きくそれなりのお金持ち


お母さんは料理を作り


お父さんは隣の部屋の書庫で本を読んで


私は1人テレビを見ていた


面白いテレビもやっていなくつまらなくなった
私はお父さんの所へ行こうと部屋を出た



部屋をでたとき焦げ臭いにおいが鼻をくすぐった



『くさっ…』


あまり気にせずにお父さんのいる書庫の扉を開けた



『お父さん〜何か焦げ臭くなっ…』


扉を開けたとき真っ赤に燃える炎が目に入った


『お父さん?』


本の並んだ棚は倒れて行く




気付いた時には私のいる所まで炎は迫っていた


 『あっつ!』



お母さんがいる調理場まで走る



 『お母さん!お父さんのいる部屋が
  燃えてるよ!』


お母さんは私の手を引き書庫へと走った


隣の部屋といっても10メートルは離れている



入り口周辺は燃えている


「逃げるわよA」


『何で?お母さん!お父さんは?』



「っ…後でくるから先行くよ」



『お母さんうしろっ…』



バッターーン


お母さんが棚の下敷きになる


『お母さん!』


「早く逃げて!」


『何言ってんの!誰か助けて』



涙がボロボロ溢れ落ちる




「A逃げるのよ!」


『お母さんは?』



「お母さんは後で行くから」


『でも…それにお父さんは?』



お母さんの顔が歪む


「すぐにお父さんと行くから早く逃げなさい」



『でもでも…「早くしなさい!」




私はお母さんに背をむけ家の外へと走り出した



音をたて今いた部屋が崩れ落ちた



『お母さん!』


「早く行きなさ…」


それ以降何も声が聞こえる事は無かった


熱い…熱い…


苦しいよ


「子供がいるぞ!」

知らない大人の人の声



その瞬間意識が途切れた



━━━━
まだ続きます!

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白米いちごオムライス - ライオンじさん» ちょっと〜、楽しみにしてるんだから、頑張ってよ!!\(^o^)/パスワード、ありがと!今、私も新作書いてるから、良かったら、来てね〜!『キャンパス〜』っていう題名だよ〜♪ (2016年8月20日 22時) (レス) id: eb1bad5362 (このIDを非表示/違反報告)
ライオンじ(プロフ) - 久しぶり!評価低すぎて書く気失せてるwwパスワードは1219だよ〜 (2016年8月20日 12時) (レス) id: 1a87071efb (このIDを非表示/違反報告)
白米いちごオムライス - なかなかこれなくて、ごめん。久しぶり!じ、自分が男の子……楽しみ!あと、『MyGirl』のパスワードが気になって…教えてほしいんだけど……お願い!<m(__)m> (2016年8月19日 23時) (レス) id: eb1bad5362 (このIDを非表示/違反報告)
ユエ - 続きが気になるストーリーで、すごく面白いです!更新、待ってます。頑張って下さい! (2016年6月28日 21時) (レス) id: 8e93261460 (このIDを非表示/違反報告)
ライオンじ(プロフ) - ミカズキ*アリスさん» そう言って貰えると嬉しいです!頑張ります! (2016年5月19日 18時) (レス) id: 1a87071efb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ライオンじ | 作成日時:2016年4月14日 21時

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