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･･･いや、待て。
こんな状態で、『はいそうですか分かりました』って言えるわけがない。
ていうか黒尾さんの彼女とか認めないし。俺のだし。
国「いくら俺のこと忘れたからって、話してさえすれば思い出すんじゃ」
黒「･･･無駄だ。」
国「ッ、なんでそう言い切るんですか」
グッと拳を握りしめ、怒りを抑えるように唇を噛みしめた。
黒「だって、お前さっき自分の名前を言ったじゃねェか。
『国見英です』って。･･･それでも、アイツは何も思いださなかった。
ましてや『初めまして』なんて言い出したし。」
国「それは･･･」
黒「でも俺の場合は少し話しただけで、思い出した。まあ、いろいろと
ごっちゃになってはいるが。」
たしかに、黒尾さんの場合は俺とは違ってAはすぐに思い出した。
･･･なんで、なんでだよ。
なんで俺のことは思い出してくれない。なんで『英』って言ってくれない？
黒「･･･今はいろいろと疲れてるだろうし、無理に思い出させようとするのは
よくない。少しずつ、思い出していってもらうしかねェよ」
国「ッ･･･」
黒「ってことで、退院後はAは俺の家に来てもらう」
国「え！？」
いやいやいやいや、そんなの無理に決まってる。
･･･また赤葦みたいなことになったら、、。黒尾さんを信頼してないって訳じゃないけど。
黒「ま、そーいうことで。」
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たろ。(プロフ) - 殴られすぎてあざの心配してしまった笑 (2022年6月24日 22時) (
レス) @page46 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
0__zero - 読んでて楽しかったし、泣けました。1ページ1ページ内容が濃く、読み応えがありました。終わってしまうのが残念です。他の作品の更新等頑張って下さい。 (2019年4月22日 21時) (レス) id: 8705017671 (このIDを非表示/違反報告)
ショウキチ(プロフ) - 数時間で読み終えました……！長かった、長かった！でも長い分楽しめました！面白かったです。 (2018年7月18日 3時) (レス) id: 1461db6dde (このIDを非表示/違反報告)
濡月(プロフ) - 国見ちゃんおめでとおぉぉぉぉ！！！お幸せに！！！ (2016年8月26日 20時) (レス) id: f1bf75e731 (このIDを非表示/違反報告)
黒乃 - これ好きすぎてすぐ読み終わりました！今読み返しています(-ω-*) 国見君ものすごくかっこいいです♭完結してしまうのは寂しいですが頑張って下さい♪ (2016年3月6日 8時) (レス) id: 979a6e750a (このIDを非表示/違反報告)
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