今日のわんこ 125号 ページ49
10階隊長室
所長「ｷｼｼ！よーし、準備かんりょ〜♪」
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時刻は16:00頃。
歪は落ち込んだ表情で廊下を歩いていた。
歪「Aさん、東京に行っちゃうんだ…。お別れ…。」
トボトボとした足取りのまま、つい数分前までの出来事を思い出す。
…
……
………
歪「え…東京…？Aさん…が、ですか……？」
信じられない発表に歪は首を左右に振りたくなる衝動に刈られていた。
歪はその衝動に従い、Aの異動命令に拒否し出す。
歪「そんな…急すぎます…！それに異動する日にだって！」
さっきから一言も話してくれないAの代わりに隊員がAの背中を擦りながら説明を続ける。
キッチン1「ええ…。コイツ誕生日の前々日なんですよ。上は何を思ってコイツを選んだのか…。…おかしいですよね、本来なら本人も俺らも喜ぶべきなのに…。」
A「……。」
………
……
…
あのときのAの表情はすべての気力がないような表情をしていた。
まるで希望すらなくなったような瞳をさせてそれに歪が映ることはなく、その光景そのものが歪自身も苦しめていた。
…
……
………
キッチン2「上の言うことは仕方ないっすよね。A、やろうぜ。誕生日会」
A「……。」
隊員の言葉にもあまり反応を見せないA。
キッチン2「これで最後なんだぞ？最後くらい祝わせろ。」
器用にイスの上で体育座りをしてうつむいているAに隊員は向かい合うようにして言うとしばらくしてからAは静かに頷いた。
キッチン2「よし！じゃあ今日するか！」
A「！？」
唐突のスケジュールにAは俯いていた顔をようやく上げてその顔は驚きを隠せない表情だった。
キッチン3「大丈夫大丈夫。誰も死なないから、ね？」
文章で見ると優しく声をかけているように感じるけど、騙されるな。
こいつらはAの気が変わらないうちに拘束つもりである。
ニッコリと笑顔を貼りつけて隊員はAの背中に廻る。
少しずつ隊員たちがAを囲んでいく。
それを眺めていると、イスから立ち上がり脱走を図ろうとするAに隊員全員が体にしがみつき身動きを封じる。
A「嫌だぁぁぁ！！せめて！せめて！明日！！明日！！」
キッチン2「いーや、ダメだ！今日するからな！」
A「嫌ぁぁ！！」
Aは目の前の隊員を掴むと、冷蔵庫前まで受け身が取れるのを考慮して投げ飛ばす。
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カギ(プロフ) - ジョーカーさん» 応援コメントありがとうございます(о´∀`о)まだ頭の中で流れを作り出してる最中ですが、皆さんが知ってる原作と少し違う世界が味わえたらなと思います。ご期待ください…！！ (3月31日 9時) (
レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
ジョーカー(プロフ) - めちゃめちゃ続きが気になる終わり方！あと、4になったら本編って書いてあってそれも楽しみ！でも、小説書くの大変だと思うのでゆっくりで大丈夫です☺️頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (3月31日 9時) (レス) @page40 id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ジョーカーさん» ありがとうございます！！もっと皆さんに楽しんでいただけるように頑張ります(*｀･ω･)ゞ (2月26日 7時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
ジョーカー(プロフ) - 祝100話！！おめでとうございます🎊🎉これからも頑張ってください！応援してます！！ (2月25日 21時) (レス) @page17 id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ジョーカーさん» そこまで言ってくれるとは…！！(///∇///)これからもまだまだ続きます！！ (2月2日 6時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カギ | 作者ホームページ：http://kogakogaminemine1321%45
作成日時：2024年1月28日 21時
