今日のわんこ 122号 ページ46
歪は満足そうな顔でジュエリーショップを出ていく。
その手には先程のアクセサリー雑貨店で貰った紙袋とは別の小さな紙袋も持っている。
店員「ありがとうございました。」
岼「さ!そろそろ帰るわよ!」
歪「はい!」
岼「(あの子の指私より細いから一度私の指を図ってそこから一回り小さいのを買ったけどサイズ、本当に大丈夫かしら…。まあ、それよりも一括払いをしたこの子への驚きが強いけど…。)」
歪「♪〜」
ご満悦な歪を見つめては(全く…)と小さなため息をつく。
そんなことをしている間にAの異動が決定したことを知らない二人は研究所へ戻っていった。
数時間後
歪「ただいまです!!」
一度自分の部屋で買った2品をAにバレないよう隠してからキッチンへと向かった歪。
この時間帯はAが洗濯物の処理を終えて昼寝タイムをしているところだ。
無事に誕プレ+a買えたことを報告しにいく上機嫌な歪とは正反対に重い空気を漂わせている隊員たち。
キッチン1「あ…おかえりなさい。歪隊長。」
歪「無事に誕生日プレゼント買えました!」
キッチン2「良かったっすね。」
隊員たちの様子にまだ気付かない歪は報告を終えた後そそくさとAの部屋へ行こうとする。
歪「それじゃあ僕、Aさんのところに行きますね!」
キッチン3「はい。」
歪「(Aさんがお昼寝してるときが一番匂い濃いから急がないと…!Aさんの匂いタイムセール!)」キラキラスタスタ
キッチン「………。」
一方、その頃東京都では……
Aの異動願いを提出した桃際 右京は早速も上の人間に呼び出されていた。
右京「お呼びでしょうか?大皇帝様」
右京のいる場所は周囲の光を漏らさない真っ暗な空間にその前方には拘束着を着せられ、一切の身動きが取れない人の形をしたものに口の中にはスピーカーがつけられている。
ガガッ
『お前、Aの居場所を知っているな?』
真ん中にいるヒト型がそう言うが、右京はそれを誤魔化す。
右京「いえ。桃腕隊員は突然姿をくらまして音信不通の状態です。それ以降一度も会うどころか連絡すらついていません。」
『嘘をつけばどうなるかお前も分かっているだろう?お前がAと接点があることも全て調査済みだ。』
部屋の隅で待機している五月雨と目が合う。
右京「(そういうことかよ…)」
『貴様のような底辺が私の孫娘を下につかせる等甚だ図々しい。』
右京「(悪りぃA…。これはもう逃げらんねぇわ…)」
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カギ(プロフ) - ジョーカーさん» 応援コメントありがとうございます(о´∀`о)まだ頭の中で流れを作り出してる最中ですが、皆さんが知ってる原作と少し違う世界が味わえたらなと思います。ご期待ください…!! (3月31日 9時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
ジョーカー(プロフ) - めちゃめちゃ続きが気になる終わり方!あと、4になったら本編って書いてあってそれも楽しみ!でも、小説書くの大変だと思うのでゆっくりで大丈夫です☺️頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (3月31日 9時) (レス) @page40 id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ジョーカーさん» ありがとうございます!!もっと皆さんに楽しんでいただけるように頑張ります(*`・ω・)ゞ (2月26日 7時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
ジョーカー(プロフ) - 祝100話!!おめでとうございます🎊🎉これからも頑張ってください!応援してます!! (2月25日 21時) (レス) @page17 id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ジョーカーさん» そこまで言ってくれるとは…!!(///∇///)これからもまだまだ続きます!! (2月2日 6時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カギ | 作者ホームページ:http://kogakogaminemine1321%45
作成日時:2024年1月28日 21時