今日のわんこ 90号 ページ4
歪「……」ボー…
歪はキッチンのイスに座りながらAたちの料理が終わるのを待っていた。
ボーッとしながら手を見つめている歪にAはその手を軽くはたく。
A「コラ!」ペシッ
歪「!」
A「
突然調理を中断して手をはたかれた歪は驚いてその場で目をパチクリさせる。
歪「て、手鏡…?」
Aの言った言葉をおうむ返しして知らなそうな歪にAは眉を潜めて言う。
A「
歪「はい、ごめんなさい…。」
歪は急いで自分の手を背中に回すと、Aは歪の頭を撫でる。
A「次からは気を付けなさい。」
キッチン2「野菜炒め焦げ始めてるぞ〜。」
A「あ、ヤッベ!」
数時間後
真一の部屋にて
歪「」ボーッ…
真一「!コラ…!歪!」
真二「手見るな!」
双子で歪の両頬を摘まんで引っ張る。
歪「いひゃいれふ…!」
涙目になると、双子は歪の頬を離す。
真二「じゃあ手、見るな。」
歪「あい…。なんで、手鏡のことを?」
赤くなった頬を擦りながら双子を見る。
真一&真二「Aさんに頼まれた。」
双子息揃ってそう言う。
そんな中、歪は少し不安を抱いていた。
歪「僕…近いうち、死んじゃうんでしょうか…。」
そう呟くと、突然顔を掴まれて無理やり顔を上げさせられる。
歪「!」
顔を上げた先には青筋を立てて睨み付ける真二が…。
歪「っ!」
真二「お前…それ、Aさんの前で絶対言うんじゃねぇぞ…!言ったらしばく!!」
歪「!」
怒っている真二に真一は肩に手を置いて歪を見つめる。
真一の表情も曇って暗い表情をしていた。
真一「弟の言う通りだ。そんなことを口にされて正直ショックだぞ。」
歪「…すみません…。」
真一「不安になるかもしれないが、安心しろ。俺らが死なせない。」
真二「おう!もし、俺らがダメでもAさんが意地でもお前生かすからな!」
自信満々に告げる双子。
歪「自信満々に言いますね。」
真一「そりゃ、当たり前だろ。」
真二「あの無陀野と対等で殺りあったAさんだぜ?お前生かすことくらい余裕だろ!」
その発言に歪は目を大きくさせる。
歪「え?」
真二「え?」
歪「…え?」
真一「え?」
歪「え?」
真二「え…(Aさん、まさか…。)」
6人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カギ(プロフ) - ジョーカーさん» 応援コメントありがとうございます(о´∀`о)まだ頭の中で流れを作り出してる最中ですが、皆さんが知ってる原作と少し違う世界が味わえたらなと思います。ご期待ください…!! (3月31日 9時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
ジョーカー(プロフ) - めちゃめちゃ続きが気になる終わり方!あと、4になったら本編って書いてあってそれも楽しみ!でも、小説書くの大変だと思うのでゆっくりで大丈夫です☺️頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (3月31日 9時) (レス) @page40 id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ジョーカーさん» ありがとうございます!!もっと皆さんに楽しんでいただけるように頑張ります(*`・ω・)ゞ (2月26日 7時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
ジョーカー(プロフ) - 祝100話!!おめでとうございます🎊🎉これからも頑張ってください!応援してます!! (2月25日 21時) (レス) @page17 id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ジョーカーさん» そこまで言ってくれるとは…!!(///∇///)これからもまだまだ続きます!! (2月2日 6時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:カギ | 作者ホームページ:http://kogakogaminemine1321%45
作成日時:2024年1月28日 21時