今日のわんこ 106号 続き ページ30
桃林「桃腕さん!!相変わらずちょうどの時間に来ていて感心するよ!!でも、もう少し早めに来てもいい!!この人生何が起こるかわから…あだっ!!」
Aに話している最中、桃林は油断していたのか歪たちから正面を見てちょうど桃林の背後にタクシーが迫ってそのまま桃林ごと轢いた。
轢いているのも気づいていないような様子でスピードも落ちずにそのまま桃林を引きずるタクシー。
桃林「いだだだだだだだ!!!!!!!!!!!コート!タイヤに引っ掛か…!!ぐああぁぁ!!!!」
隊長の証であるコートがタイヤに引っ掛かったのか、なかなか抜け出せずにそのまま部屋の壁に突っ込むタクシーと桃林。
途中で離されたごみ袋は他の車に当たって空中を舞う。
A「!」
それを視界に捕らえている間、すぐ傍に大型トラックが「今度はお前の番だ。」と言うかのように立ち止まっているAへと迫っていた。
それをいち早く気づいた歪が駆け出す。
歪「Aさん!!!」
必死に手を伸ばして走る歪と障害の存在を認識しない鉄の塊がAを中心点に駆け出す。
だが、その中心点は一定の速度で動き出し歪と大型トラックの合間から抜ける。
ゴミ袋はAよりも先に第1部隊副隊長である桃田 久望が回収して着地するのと同時に駆け寄るAに手渡す。
桃田「はい。」
A「ありがとうございます!」
歪「え」
その始終を見ていた歪はもうそう簡単に止まることはできない足に従いつつも視線をその先、直線を向く。
目の前にまで大型トラックが迫っていき、銀色に輝く鋼板は自分の姿を映し出した。
そこからは想定通り…。
歪は鉄の塊との衝突威力に負けてその音と共に、身体ごと吹き飛ばされる。
歪「わぁぁぁ!!!!」
桃田「?」
A「(1回目…。一度轢かれると、立て直そうとする隙にまた轢かれるから危ないんだよな…。平気か?)…?そういえば、なんでゴミ袋取ってくれたんですか?」
その問いに桃田はタバコを一本取り出してから火をつけて主流煙を深く吸い込み吐き出すまでの流れを終えると、まるで独り言のようにその答えを吐いた。
桃田「だって、何度もゴミ袋が轢かれ続けたら中身が出てきて部屋が汚れるわ臭くなるから嫌だ。」
A「それもそうですね。」
今回も少し長いです…。
ちなみにA基本での
【車に轢かれても大丈夫なタイプ】な人たち
大丈夫な人
・月詠
・桜介
・お兄さん(歪の父)
大丈夫じゃない人
・旋律
・Aの父
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カギ(プロフ) - ジョーカーさん» 応援コメントありがとうございます(о´∀`о)まだ頭の中で流れを作り出してる最中ですが、皆さんが知ってる原作と少し違う世界が味わえたらなと思います。ご期待ください…!! (3月31日 9時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
ジョーカー(プロフ) - めちゃめちゃ続きが気になる終わり方!あと、4になったら本編って書いてあってそれも楽しみ!でも、小説書くの大変だと思うのでゆっくりで大丈夫です☺️頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (3月31日 9時) (レス) @page40 id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ジョーカーさん» ありがとうございます!!もっと皆さんに楽しんでいただけるように頑張ります(*`・ω・)ゞ (2月26日 7時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
ジョーカー(プロフ) - 祝100話!!おめでとうございます🎊🎉これからも頑張ってください!応援してます!! (2月25日 21時) (レス) @page17 id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ジョーカーさん» そこまで言ってくれるとは…!!(///∇///)これからもまだまだ続きます!! (2月2日 6時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カギ | 作者ホームページ:http://kogakogaminemine1321%45
作成日時:2024年1月28日 21時