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今日のわんこ 4号 ページ6

そういえば…



僕は目の前にいる愛しい人に質問をする。
(同僚さんたちはゴミを出しに行きました。)



歪「いほりふぁんふぁちはいふたへふんべすふぁ?」(訳:炉さんたちはいつ食べてるんですか?)



その回答にAさんは眉間にシワを寄せて僕を指摘した。



A「口にあるのを飲み込んでからしゃべりなさい。何言ってるか分かんないわよ。あと、ここついてるわよ。」



Aさんは新聞を持っているうちの片手を自分の口端には指差した。



僕もその指されたところを手に当てるが、何もない。



A「違う違う。もっとそっち」



歪「どっちですか?」



A「そっち。もう少し右」



歪「こっちですか?」



なかなか見つからなくてAさんは一度新聞をテーブルに置くと、立ち上がって僕との距離を一気に縮める。



歪「!」



A「動くな。」



歪「あ、はい。」



Aさんの言われた通りにその場から動かないでAさんの手が伸びてくるのを黙って見届ける。直にAさんの手は僕の頬に留まると、何かを取るように僕の頬を少しだけ触れた。



A「ほら、取れたわよ。」



Aさんは僕の頬についていた米粒を指の先につけて僕に見せると、それを口に運んだ。



歪「………///」



A「?どうした?食べないの?」



歪「いや…その…食べます…。……Aさんは恥ずかしくないんですか?//」



A「?何が?」



まるで何も思っていないような表情でまた新聞から僕へと視線を外す。



歪「いえ…なんでもないです。」



A「ん。」



僕はまたご飯を口に運びながらAさんを眺める。



歪「(まあ、僕よりもAさんの方が年上な訳だし…こういうので恥ずかしがったりしませんよね…。分かってますけど…)」



自分だけ恥ずかしがったことになんだか少し悔しく感じた。



A「(さっきから何頬を膨らませてるんだ、この子は)」

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カギ(プロフ) - ? ?*ジョーカーさん» コメントありがとうございます!気に入ってもらってとても嬉しいです!最近、続編も出しましたので良ければそちらもお楽しみください! (12月12日 12時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
? ?*ジョーカー(プロフ) - めちゃ好きなストーリーです!!続きも楽しみにしてます!! (12月11日 22時) (レス) @page15 id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カギ | 作者ホームページ:http://kogakogaminemine1321%45  
作成日時:2023年9月9日 20時

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