今日のわんこ 22号 ページ27
昼時、私は食堂でチャーハンを頬張る3人に尋問していた。
A「で?何があった。」
腕を組みながら3人を睨む。
もちろん、少しイラついて不機嫌だ。
まず最初に話してきたのは真二だった。
真二「コイツが最近、Aさんにくっついてばっかで生意気だからしばこうと思って。」
弟に続く兄。
真一「ああ。俺らのAさんに悪い虫が寄ってるなら潰すのが俺らの仕事です。」
A「いや、それ仕事じゃねぇだろ。」
真一「!なるほど…!使命ですね。」
A「そういうことじゃねぇよ、アホ。」
それを一部始終眺めていた歪が質問してくる。
歪「(Aさん…お二人とはどういう関係なんだろう…。)あの…Aさん…」
少し不安そうに眉毛を下げてこっちを見つめてくる歪に対して双子が歪と私の間に入る。
真二「おい、Aさんと気安く喋るな!」
真一「弟の言う通りだ。あと、お前。この間Aさんと隣で歩いてただろ。お前みたいな底辺がAさんの隣に立てると思うな!今後はAさんから3歩下がった位置で歩け。」
A「だーかーら!真一!真二!いつも言ってるだろ。私をそんなに上に上げるな。」
真二「でも…!」
A「もう私はお前らの副隊長じゃねぇんだから私の後をついてく必要はないんだよ。」
その言葉に双子は顔を暗くする。
歪「副隊長…」
真二「じゃあ…俺らは今後…どうAさんと接すれば…。」
落ち込んでいる真二とは真逆に真一は決心した声を出す。
真一「分かりました…それじゃあ今後は上に上げるのではなく、神として崇めばよろしいんですね!」
めっちゃ顔をキラキラさせた答える真一に真二もその言葉に賛同する。
真二「なるほど!流石兄さん!」
A「ちげーよ、バーカ!このバカ双子!!」
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カギ(プロフ) - ? ?*ジョーカーさん» コメントありがとうございます!気に入ってもらってとても嬉しいです!最近、続編も出しましたので良ければそちらもお楽しみください! (12月12日 12時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
? ?*ジョーカー(プロフ) - めちゃ好きなストーリーです!!続きも楽しみにしてます!! (12月11日 22時) (レス) @page15 id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カギ | 作者ホームページ:http://kogakogaminemine1321%45
作成日時:2023年9月9日 20時