21.どっちみちデメリットが多い ページ41
無陀野side
遠くから呼ぶ声が聞こえる。
そうだ。爆発に巻き込まれて…小ヶ峰は無事か…？
視界が少しずつ明るくなってくると、そこに小ヶ峰は見当たらず戦闘部隊の連中しかいなかった。
戦闘部隊「無陀野さん！」
戦闘部隊「無陀野さん目、覚ましたぞ！」
ゆっくりと起き上がる。
無陀野「小ヶ峰はどこに行った…。あと、どのくらい気を失っていた？」
戦闘部隊「15分程で小ヶ峰さんは能力で小ヶ峰さん自身と俺らを庇ってくれたので無事です。小ヶ峰さんは一足先にアジトへ向かってます。」
15分も…。
俺の中で焦りが現れて身体を無理やり起こす。
戦闘部隊「すみません！無陀野さんも小ヶ峰さんも俺らを庇ったせいで…！お二人だけならなんてことなかったはずなのに…！」
痛みを走らせる身体に鞭を打ち、ムリヤリ立ち上がる。
無陀野「気にするな。行くぞ」
戦闘部隊「(目を覚ましたばかりなのに…流石に無茶だ…！)その体でどこ行くんすか！？」
汚れた頬を手で拭った。
無陀野「清水寺に向かう。俺らの生徒も小ヶ峰もあそこにいるからな。」
戦闘部隊「分かりました。じゃあ無陀野さん、これを…。」
渡してきたの無線イヤホンだった。
無陀野「？」
戦闘部隊「小ヶ峰さんが行く前に無陀野さんに渡すように言われました。小ヶ峰さんに繋がるとのことです。あと、小ヶ峰さんが自分の血を無陀野さんに飲ませてなるべく回復を早めたらしいです。」
無陀野「あぁ……そうか…。」
基準分け合いか……
すると、戦闘部隊の一部が何かコソコソとし出す。
戦闘部隊「なぁ、言わねぇのかよ…」ｺｿｺｿ
戦闘部隊「え、言うのかよ…」ｺｿｺｿ
無陀野「なんだ、言え。」
戦闘部隊「え！？」
無陀野「言え。」
すると、勘弁したのか戦闘部隊が口を開く。
戦闘部隊「本当は小ヶ峰さんに口止めされてたんですけど……。」
なんだ？もしも、情報があるのであれば入手しておきたい。
戦闘部隊「小ヶ峰さん、無陀野さんに血を分けるとき口移しでしました。」
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こんにちは、作者のカギです！
合計hit数8,000越えありがとうございます😊
流石に一万は行かんだろw
次も無陀野先生side ですけど、短めです💦
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カギ(プロフ) - アニメ好きさん» ありがとうございます！頑張ります！ (1月11日 12時) (
レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ好き(プロフ) - なるほど！教えて下さり有難うございます！これからも投稿頑張ってください！ (1月11日 10時) (レス) id: 19e7ef702b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - アニメ好きさん» 読んでくださりありがとうございます…！夢主の服装は基本ワンピースです。車イス生活で一番楽な服装なのと可愛いという理由で選びました(笑) (1月11日 6時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ好き(プロフ) - この小説はマジでとっても面白いのですが、夢主の服装どうしてもわからないのですが、教えていただくことって可能ですか？💦 (1月10日 8時) (レス) @page26 id: 19e7ef702b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - 暇人の暇人さん、コメントありがとうございます！今少し忙しい時期ではありますが精一杯頑張りますので温かく見守って頂けると嬉しいです( ≧∀≦)ノ (2022年4月15日 21時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カギ | 作者ホームページ：http://kogakogaminemine1321%45
作成日時：2022年4月1日 22時
