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小ヶ峰side
小ヶ峰「わっ！」
ビックリして思わず声を上げてしまった。
無陀野「天国なんていりませんよ。強ければ死なない。シンプルな話です。」
校長「やっぱり君は優しいよ。小ヶ峰くん、思い出したくない話をしちゃってごめんね。」
小ヶ峰「あ…いえ…！大丈夫です。」
校長「君たちで強くしてあげてね。」
すると校長の気配は消えて、後ろからはさらにさっきの音とは比べ物にならない程の轟音が聞こえてきた。
小ヶ峰&無陀野「？」
無陀野先生が腕時計で時間を確認する私を抱き抱えて森の入り口に向かう。
小ヶ峰「えっ！無陀野先生！？」
無陀野「気にするな。お前が足使えない状況で俺が抱き抱えて進んだ方が効率が良いだけだ。」
小ヶ峰「あ、はい…。……さっきはありがとうございます。」
無陀野「……。」
小ヶ峰「私…実際に研究所まで連れて行かれてもなんとか逃げ切れましたけど、やっぱりあの日のことは思い出したくなかったので…。」
無陀野先生は入り口で立ち止まり、こう言った。
無陀野「……お前の過去は学生の頃から知ってる。お前は昔も今もよく頑張っていると思う。だが、俺もお前の同期だ。たまにで良い。何かあったら俺のところに頼れ。話くらいは聞いてやる。」
小ヶ峰「……ﾌｯ、ありがとうございます。」
目の前に木が近くなり私は無陀野先生を呼び止める。
小ヶ峰「あ、無陀野先生ここでいいです。」
無陀野「？」
無陀野先生に抱き抱えられたまま木の枝を掴んでぶら下がる。
小ヶ峰「じゃあ私は他の生徒たちのところに行ってきますので先生は音がした方へ。まあ、誰か見当がつくんですけどね。」
無陀野「ああ。気を付けろよ。」
小ヶ峰「ﾑｽ……先生、言っときますけど私だって"元"戦闘部隊の人間ですよ。このくらい成し遂げられますよ。それとも私の足では足手まといですか？」
無陀野「……いや、そっちは頼んだぞ。」
小ヶ峰「はい！」
私は腕力と握力を上手く利用して森の奥に移動していった。
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カギ(プロフ) - アニメ好きさん» ありがとうございます！頑張ります！ (1月11日 12時) (
レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ好き(プロフ) - なるほど！教えて下さり有難うございます！これからも投稿頑張ってください！ (1月11日 10時) (レス) id: 19e7ef702b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - アニメ好きさん» 読んでくださりありがとうございます…！夢主の服装は基本ワンピースです。車イス生活で一番楽な服装なのと可愛いという理由で選びました(笑) (1月11日 6時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ好き(プロフ) - この小説はマジでとっても面白いのですが、夢主の服装どうしてもわからないのですが、教えていただくことって可能ですか？💦 (1月10日 8時) (レス) @page26 id: 19e7ef702b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - 暇人の暇人さん、コメントありがとうございます！今少し忙しい時期ではありますが精一杯頑張りますので温かく見守って頂けると嬉しいです( ≧∀≦)ノ (2022年4月15日 21時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カギ | 作者ホームページ：http://kogakogaminemine1321%45
作成日時：2022年4月1日 22時
