1.今回の生徒たち ページ2
小ヶ峰side
朝、アラームの音に目覚めて眠け眼で支度をする。
全身鏡で身だしなみを確認すると、いつもの鞄を持って外に出る。すると、外で待っていたのか担任である無陀野 無人先生がいた。
小ヶ峰「あれ？無陀野先生？」
無陀野「やっと来たか。今日は新しい生徒たちが来る。小ヶ峰、しっかり気を引き締めろ。」
小ヶ峰「は、はい！…ところでなぜ私の部屋に？」
すると無陀野先生が視線を少し落として私の足を指差す。私がまだ戦闘部隊にいたときに桃太郎と戦って少しヘマをしてしまったせいで今は車イス生活だ。不便なことに無陀野先生は気を遣ってくれているのだろうか。
無陀野「その足だと移動するのに手間がかかるだろ。効率にも悪いしな。だったら俺がお前を迎えに行った方が効率は良い。」
小ヶ峰「(その足でついていけるのかな。)あ、ありがとうございます。」
私は無陀野先生が常に装着しているローラーシューズを見ながらそう思った。だが、わざわざ迎えに来てくれたのもあり今回はお言葉に甘えることにした。
小ヶ峰「それにしても今回の鬼の生徒が多いですね。戦力が増えそうで少し安心です。」
無陀野「まだ確定ではないがな。特に急遽入ってきた生徒はな。」
小ヶ峰「？それってどういう……」
私が言い終わる前に教室に着き、ドアの向こうから声が聞こえる。何やらあまり良い会話ではなさそうだ。
無陀野「お前はここで待っていろ。」
小ヶ峰「はい…。」
無陀野先生は瞬時に言い争いをしてそうな生徒二人を座らせる。突然背後に現れたかと思いきや、座らされていることに驚いているようだ。
小ヶ峰「(まあ、新人ちゃんたちじゃ驚くかな。普通に目で追えるけど)」
そう思いながら私は何故か外れているドアの前でその様子を見ていた。
無陀野「どうした？そんな顔して何か驚くことでもあったか？」
無陀野先生が生徒を見下している最中にもう一人の生徒がわがままを言う。
一ノ瀬「席変わる！コイツ嫌い！」
さっきまで言い争いをしていた二人が睨み合うと無陀野先生は「そうか、仕方ない。」と言って教卓に立つ。
無陀野「本来今日は学校説明と案内だが…別のことをやるか。」
一ノ瀬「何すんだ？」
無陀野「お前ら鬼だろ？じゃあ【鬼ごっこ】に決まってるだろ」
その言葉に生徒たちが何かを察する。ある一人を除いて
一ノ瀬「え？遊ぶの？」
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カギ(プロフ) - アニメ好きさん» ありがとうございます！頑張ります！ (1月11日 12時) (
レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ好き(プロフ) - なるほど！教えて下さり有難うございます！これからも投稿頑張ってください！ (1月11日 10時) (レス) id: 19e7ef702b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - アニメ好きさん» 読んでくださりありがとうございます…！夢主の服装は基本ワンピースです。車イス生活で一番楽な服装なのと可愛いという理由で選びました(笑) (1月11日 6時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ好き(プロフ) - この小説はマジでとっても面白いのですが、夢主の服装どうしてもわからないのですが、教えていただくことって可能ですか？💦 (1月10日 8時) (レス) @page26 id: 19e7ef702b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - 暇人の暇人さん、コメントありがとうございます！今少し忙しい時期ではありますが精一杯頑張りますので温かく見守って頂けると嬉しいです( ≧∀≦)ノ (2022年4月15日 21時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カギ | 作者ホームページ：http://kogakogaminemine1321%45
作成日時：2022年4月1日 22時
