好きだとか言うなら証拠を見せろ part3 【名前変換オリジナル】

１３０ ページ44

「Aっちー俺とホテル行こぉ〜」

「星原帰んぞ」

「A…ちょ…今日相談乗ってくんね？」

「A〜一緒にカラオケ行こっ」

「カラオケ久しぶりだし付き合ってほしいな…なんてね」

四方からあたしと一緒に放課後を豪遊したいって人が５人。

「イヤーン、あたしってば超絶モテ期？」

「「「「「調子のんなよ？」」」」」
「すいません」

「分かれば激しくしたりとかしないよぉ〜？初体験もまだなAっちが痛くないよーにしてあげるぅ〜」
「ご辞退願おうか」

「送るからメロンパン買えや」
「どう見ても後者目当てですよね？嬉しいけども!!」

「俺の恋愛相談乗ってくれねーの？」
「乗りたいけどさ、奢らされる気がするもん」

「あたしらとカラオケ行きたくないの？」
「行きたいです」

今日の放課後の予定が決まった。

早苗＆ゆきちゃん＆あたしinカラオケだ。

「やったぁ♪久しぶりにAと遊べるんだね♪早速行こうよ！」

「ゆきちゃんマジで可愛すぎ…」

そんな女の子スマイルで言われたら萌えるでしょうが!!

って、あたしは変 態か!?

「A何してんの？カラオケ行くんでしょ？早く行くわよ」

「あっ、はーい」

２人と一緒に歩み出せば、あたしの両肩と頭に手が置かれた。

結構な力が入っていて頭蓋骨と両肩のカルシウム達がミシミシと悲鳴をあげる。

「痛い痛い!!マジで痛いってば!!」

「もぉ〜カラオケでやりたかったんならちゃんと言ってよお。大丈夫だよぉ？マイクで声響かせようとか考えてないからねぇ〜」

「俺が言ってやってんのに何？断ろうとか考えてんの？お前偉くなったんだな」

「大親友の俺の恋愛相談断ろうとか、こりゃージェ・ルートで奢ってもらわなきゃだよな？」

「よし、順番にツッコませていただくね。黙れよ鬼畜変 態誰がお前と変なことしたいとか言ったよ。

いえいえ、そういうわけじゃなくてですね。あたしも大好きな親友達とあそびたいんです。メロンパンはちゃんと買うんで許してください。

いつの間にあたし達は大親友になった？ジェ・ルートとか逆にあたしが倖夜に連れて行ってもらいたいっつーの。」

だって高級フレンチだもんね！めっちゃ行きたいよ!!

１３１→←１２９

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す