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62話 ページ36

今日は合宿最終日。




みんな頑張って漕いでいる。




ロードはいいよね。
みんなキラキラしていて、かっこよくて。




石「もう少しや!!
我慢やでぇ、御堂筋……クン!!!!」



御「なんで石垣クゥンが先頭にいるのぉ。
ボクゥが指示出すから下がってええよぉ?」



水「最終日頑張ろうなあぁぁぁ!!!」



御「あぁ!?!?」





なんだかんだ仲良さそうでよかった。





御「マネージャー、何突っ立ってるの。
ドリンクはよ補充してや。


キミの仕事やろ、早くしーや。」




『あっ、はい。只今!』





私は充実できている。

彼のおかげで、彼らのおかげで。







御「ほな、行ってくるわ。」



ドリンクの補充を終えた私に

もう一周してくると彼は告げた。





『うん、頑張ってね。』





カチンッ





彼は歯を鳴らすと、






御「キミィに言われなくても分かってるわ。」


と、顔をニヤつかせロードに股がった。






小さくなる彼らの背中。

私はこのチームを最後迄見届けなければいけない。

そんな使命感を密かに胸に秘めていた。






『今日も晴れてよかった。』





私は今日も、無事マネージャーを続けている。

インターハイ、絶対勝ってね、皆。

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作者名:まる | 作成日時:2019年2月21日 13時

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