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31話 ページ2
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虫の声がする。
耳を抑えたくなるような数。音量。
『暑……、、』
気持ちいいぐらいの太陽。
私達は合宿に来ている。
御「いくでぇ、ザクゥ……。」
宿に着いたと思ったら皆で走りに行ってしまった。
………
……
…
『さて、準備しておこうかな。』
テントの中にドリンクを運ぶ。
「森月さん、これここで大丈夫ですか?」
『あ、はい。
すいません。お願いします!』
「森月さん!」
「森月ちゃーん!」
マネージャーを初めてからたくさんの方から名前を覚えてもらえた。
素直に嬉しい、でも、
名前で呼んでくれるのは彼だけだ。
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作者名:まる | 作成日時:2019年2月21日 13時