夢が叶うまで…【SUGA】 (ページ19)

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Youside

びっくりした。

ソクジニオッパが言った言葉。全て。

《無理して笑わなくて良い。嫌なら嫌で良いよ。
オッパ達にだけは、全てをさらけ出してほしいんだ。だからA。ね？》

｢…私の口からは話せないです。
これ読んで下さい。｣

そして私は日記を渡した。その方が手っ取り早いと

思った。

ソクジニオッパは、うん。ありがとう。と言って受け

取った。自分の日記を目の前でじっくり読まれてると

思うと、恥ずかしくなるが、記憶の無い過去の話。

他人事のようにも思えてきた。

でも、あの日記を読むといつも私は、

泣いてしまう。

記憶なんて無いのに。

辛くなる。虚しくなる。

《ねぇ、これは、さ、本当に覚えてないの…？》

｢はい。笑笑ビックリですよね。でも何度も読みました。記憶が戻るような気がして、でも辛くなるだけで…もう何年か読んで無いんです。
でも作詞をするに当たって何か必要になるかも。と思い、今日たまたま持って来てたんです。
まさかこうなってしまうとは笑笑｣

《ごめんね。でも、知りたかった。
記憶喪失の話をしてくれた時のAの目。
うるうるしてた。思い出さなくても、
心は何かしら覚えてるのかも。脳に届いてないだけ。覚えてない方が楽になることだってあるよ。
でも、Aは、何か寂しそうで、でも申し訳無さそうな表情だったから…》

｢すいません。迷惑をお掛けして…｣

ピコンッ

《ん？誰からだろ…》

ビックヒットミンユンギ＜ヒョンまだですか？僕の気持ち分かっててやってます？手伝ってくれる。って言いましたよね？なのに2人なんですよね。今。
もういいです。信頼と言うものを無くしました。
もう知りません。＞

＜え、ユンギヤ、ごめんってば。ヒョンはね、
大事なお話中なの。帰ったら話してたこと全部話すから。ね？＞

ビックヒットミンユンギ＜分かりました。じゃあ一刻も早く帰って来て下さいね。＞

＜はいはい。分かったよ。＞

ん？呆れ顔してる？ん？笑った？分からん。

《あ、ごめんね。もう沢山話してもらったし、
一気に話して貰っちゃったから体力使ったよね？
もう今日は帰ろうか。また悩みが出来れば聞くから。
無理しないでね。いつでも頼るんだよ。》

｢あ、はい！ありがとうございました。｣

ニコッと笑ったソクジニオッパとは別れ、

真っ直ぐ家に帰った。

JINside

ユンギヤ、君の独占欲は十分に分かったさ。

ヒャッヒャッヒャッヒャッ

あ、出ちゃったぜ

ま･ど･ふ･き☆*。