あの白玉の弟は (ページ2)

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「僕の弟がYouTubeチャンネル設立したいと言ってきた件について」byスマイリーページ2

スマイリーside

『？？？何て‥‥？』
レイ「だから！僕、ユーチューバーやってみたい‼」
『？？？？(スペースマイリー)』
　何でこんなことになったのか…遡る事4時間前

レイ「久しぶり！兄さん！」
『！久しぶり、零夜。』
　彼…白﨑零夜は僕の弟。ちなみに僕はユーチューバーの活動をしている。
零夜は高校2年生で将来の為に僕と同じ1人暮らしを近くのマンションでしている。
　ので偶に僕の方に遊びに来る。僕はいわゆる【ブラコン】の類なので零夜が遊びに来るたび、ガッツポーズをしそうになってしまうというのは此処だけの秘密にしてほしい今日この頃なんですけども‥‥
レイ「あ、兄さん。今日昼ご飯僕が作るよ。えーと．．．オムライスでいい？」
『うん、ありがとう。』
顔が良い、しかも女子力が高い。僕の弟完璧すぎない？？？

レイ「できたよー」
『うわぁ‥‥めっちゃ美味そう‼』
レイ「えへへ、嬉しいな...」
うん。美味しすぎる。嫁に欲しい‥‥ あ、明日なろくん家に来るんだよな。ちょっと零夜に明日の分のやつも作ってもらおうかな…
　それから自分達の最近あったことなど談笑した。ここまでは良かったんだ。うん。
　でも・・・・・

レイ「あ、兄さんに言おうと思ってたことがあってさ。」
『ん？何？』
レイ「実はね‥‥僕、YouTubeチャンネル設立してみたい‼」
『？？？？？？？』
　此処から冒頭に繋がっていく。
　？？？え、僕の弟がユーチューバー？え？
『零夜、ユーチューバーの世界は厳しいんだよ？え？何でユーチューバーやろうと思ったの？』
　焦って追い詰めるような話し方になってしまった。
レイ「うん。絶対言うと思ったよ。ユーチューバーの世界の厳しさは十分わかってるつもり。
　やろうと思った理由…少しは厳しさってものに慣れなきゃなんないし、それに‥‥
　僕がユーチューバーの王様になっちゃったら最高に面白いでしょ？」

あぁ、こういう子だったな。僕の弟。可愛いからってあなどれない。
油断してると狩られてしまう。まぁ、多分最初の獲物が僕だったんだと思うけど…
『～～～～！ …わかったよ。じゃぁ活動名とか内容とか機材とか諸々揃えないと‥‥』
レイ「！ふふっ、大丈夫。ぜーんぶ考えてあるし揃えてある。準備万端だよ♪」

　あぁ、くそ全部零夜の手のひらだったっぽい

レイ(気づくの遅いよ？お兄ちゃん♡)