27話目 ページ27
夕食を済ませ、メイド達の集まりが行った。
今回は、ひとらん様の畑の様子に被害はないが、今度はエーミール様が管理している図書館の本が荒らされたとのことだ。
その現場にいたミィさんとミネさんが居たが、犯人が見つからなかったようだ。怪しい者が見当たり次第、すぐ様報告するようにとメイド長から聞いた途端、1人手を挙げる者が居た。
「また、貴方ですか？ジェーンさん…。」
周りのメイド達はジェーンさんに釘刺すが、その中でもミィさんが彼女を怪しんでいた。
そんな状況の中、彼女は恐れなしにカミングアウトをした。
J「メイド服を着用した誰かとそれ違いました。」
「どういうことですか…？」
J「どんな特徴だったかハッキリ出来ず、すみません。恐らく、私達7人以外の誰かが紛れ込んだ可能性があると推測します。」
me「…っ！？」
7人以外…？合格者を除いた誰かが此処に居るってこと。
「なるほど…。承知しました。では皆さんご機嫌よう。」
息がすっと抜けられたような時間だった…。意外だ、初日の時のジェーンさんがいつの間に変わったのだ。
そう考えていたらミィさんは、彼女の元に向かったが無視されて、そのまま自室へと帰ってしまった。私が見ない内に、何が起きたのだろう？
「あ、そうだわマイさんちょっと宜しいですか？」
my「はい、どうしましたか？」
「私が無理矢理頼んでしまった件のことだけど、まさかチーノ様を起こしてくれるだなんて、凄く関心しました！」
……また、嫌な予感。
「チーノ様からも評判が良いとお聞きしましたので、明日からも是非担当を続けくださいね。」
嫌だぁああああのノーパンやろぉおおお！！余りにも例の記憶が再び浮かび、ガシガシと頭を抱えたのであった。
「ふふふっ…。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：み〜と | 作成日時：2022年12月23日 19時
