【d!】相手は慎重にしましょう【ci】 (ページ21)

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21話目ページ21

メイド長からのお願いを仕方なく受けてしまったが、
今日は集まりがなく夕食が早く進んだ。

仕事から帰ってきた皆と合流した中…。

me「……。」

ミィさんが静かなのが心配だ…。どうやらあの後に、
コネシマ様と偶然出会って昨日の昼食の件で謝罪されたらしい。そんな出来事が今までになかった彼女は、動けなかったようだ。

そんなミィさんを支えたのは、ミネさんだった。

mine「元気だしてよミィ。貴方は彼に認められた証拠なんだよ。」

me「あ、あぁ…。そうだな！」

i「皆さんお疲れ様です！お口に合うかな…。」

本日の夕食の担当をしたアイさんは、ドキドキしながら私達を見つめていた。

me「おお、美味しそう…ってキノコ。」

my「しょうがないよミィさん。キノコから逆らえない運命なんだよきっと…。」

アイさんが作ったのは、なんと和食だ。

ひとらん様が育てて作ったジャガイモが、口の中でほろほろと踊りだし、甘醤油で煮込んだ肉じゃがが絶品だ。

本日の夕食のキノコ解説者、ミネさんにバトンパス！

mine「どんな料理にも活かせて、丸みのある傘が肉厚…その内側に白いのが特徴、椎茸！」

ありがとうございます！ということで、椎茸と報告・連絡・相談のほうれん草の炒め物でーす！

アイさんはそれを嬉しそうにしながら、ハムスターみたいにモグモグと口に運んでいたのであった。

……そんな私達のやりとりをしている一人の女性は、何を思うのだろうか。