【d!】相手は慎重にしましょう【ci】 (ページ2)

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2話目ページ2

時が遡って、採用結果が出された時にこれは夢かと疑ったが、どうやら現実らしい。

バタバタと荷物を詰めているのを見た親父は、お母さんがピースをした遺影の額縁を抱えて大泣き、兄2人は喧嘩しながら妹に向かって行ってらっしゃい！とニコリする。

いや、なんだこれ。

城に向かう馬車が迎えに来て、その中には私の知り合い2人と、初対面の方が1人乗っていた。

me「うぃーっす、マイ！あんたも合格したんだろ？良かったじゃねぇか、俺らと一緒に頑張ろうな…って痛いなミネさん！？」

彼女は、ミィさん。
男勝りな性格で、ゴールドカラーを染めた髪色が特徴。若干プリンになっているが、私の唯一のお姉さんなのだ。

mine「その口調を直してって言ってるでしょう？良い加減、気を引き締めて。」

彼女は、ミネさん。
彼女は年上でお姉さんな所があるが、お母さん寄りかな？茶髪な髪が手入れされて凛々しい女性だ。ちなみに、ミィさんと同居していた。

i「凄く…個性的//!…あ、えと私は、アイです。こ、これからもよろしくお願いします！」

こんなガヤガヤした状況だが、アイさんの頬は赤く染めて自己紹介した。ミルクティーな髪色でボブヘアが特徴な、小柄で可愛らしい女性だ。

この4人でメイドとして働くが、この先トラブルに遭うなんてまだ知らない…。