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役者 ページ45

刑務所内にて、警備員が発見した。このような事件が起きたこそ、社会に影響されたのであった。


しかし、私はふと違和感があるのだ。何故、あの異本があの科学者の手元に存在していたのであろう。


この違和感を消すには、ある人物に向かった。当時、容疑者側に警備を当たっていた元警察官に伺った。


俺から見れば、大先輩でありもう立派な爺さんだが、困った表情をしてこう話した。



X「彼女は、私にとって娘のような存在なんです…!俺は決してそのような行為は致していないっ!!俺は何も知らない…知らないんだ!!」


当時、Xは悪い様な人物に見えなかったのだ。彼は涙を流して、娘を亡くした父親のような表情だったのを誰もが思っていた。しかし、同僚であるYに、


Y「君が犯した行為は、重大な違法であるよっ!?正気に戻らないかっ!」

X「彼女は、奇跡の紅娘(そんざい)なんだっ!!」



裁判所内で響き渡ったXの声は、あの場で途切れたのだった…。皆は唖然とし、Yが証言したこととXの発言に一致してしまった。


強いて言うなれば、彼は狂っている、という目で送りつけてしまったのだ。


従ってあのような判決に至り、懲役後に自らの手で終わらせてしまったのだ。



あの異本の行方は、AIと共に消えたままだった。




「あの後、Yが姿を晦ましたよ…。私はあの事件があって正義を貫く資格はない。私はすぐ様Yの行方を追い続けた…。」


あの違法性は重大であり、犯した罪は重いものだ。Xの証言を誰も理解してもらえず、Yが集めた証拠を優先的に手を差し伸べてしまったこそ、後悔が未だに残っていたのだ。



「若い警官さん、新たな真実を掴んでいきなさい。政府がこの真実を隠さぬように…。」


小さく折り畳んだ地図には、ばつ印が貼られていた。爺さんが仕事を辞めたのは口封じだった。

わた……いや俺は、爺さんの意志を受け継いだぜ。



「ほらほら〜お巡りさんのお通りだよ!」


神とやらの呼び声を詠唱し、人が人の住む星を支配しようとする輩は、お縄につけて貰いたい。


国を務めている者しか知らない事実は、役者にいる俺と観客席に座ってる、これを読んでるお前だけなんだ。


必ず犯人を捕らえてみせるぜ。



【参考文献】:『第四の壁』『CL.20:神の造形及び召喚に応じて違法とする。』*constitution low


著者:Lauren_Iroas.

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み〜と(プロフ) - リエさん» コメントありがとうございます!面白いだなんてもう所々ふざけていますが大変嬉しい言葉です。頑張ります! (2022年9月5日 21時) (レス) id: 5162af39c9 (このIDを非表示/違反報告)
リエ(プロフ) - 面白いです!続き気長に待ってます!! (2022年9月5日 20時) (レス) @page13 id: 6383860d99 (このIDを非表示/違反報告)
み〜と(プロフ) - たまさん» コメントありがとうございます!所々2434が出ていますが、3章が終わり次第登場させる予定です。サプライズかのように出てくるとやはり興奮しますね笑。これからも頑張ります( ̄^ ̄)ゞ (2022年8月20日 17時) (レス) id: 5162af39c9 (このIDを非表示/違反報告)
たま - にじさんじ編かな…?aknくんとkiくん出てきた時点でもう最高すぎます…!🥰これからも頑張ってください〜!💪 (2022年8月20日 16時) (レス) id: b264faf2fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:み〜と | 作成日時:2022年8月14日 22時

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