俺と俺 ページ39
恋をした。という衝撃的な発言されたら。
ぺ「こここここ、こいなんてべべべ、べつにしてねーしぃ???こここ鯉が跳ねたの間違いなんじゃないの?」
D.pe「」
黙るなー!おい、そんな目で見るな…!!
悪かったって!!!
荒れた穴の隙間に少しだけ、欠けた月の光が差し込んでいた。
積み重ねた瓦礫を硬い椅子代わりにしてくつろぐ…。
なんだか俺たちだけでいる時間は、不思議で不思議で、新鮮だった。
久々にダーぺと一緒になる日って、長かったようで短いような。
そんなことを考えると、ダーぺは本題に入った。
D.pe「クロノアは異性として想いを寄せ、
しにがみは親友以上に兄妹として、
トラゾーは娘のように可愛いがり、
そんで、お前は…いや俺たちは一目惚れしたんだ。」
俺たち…?俺はともかくダーぺも!?
そう思わずダーぺの方を見た俺は、あまりに言葉に出なかった。
星を見上げるダーぺは、見たことのない嬉しい表情をしてたからだ。
D.pe「俺とお前はバラバラなのに、結局繋がってんだな。」
まるで生き別れた兄弟が、お互い理解し会える日が来ると、幸せなんだと心が満たされた。
D.pe「ユウは悪くない。」
そう言われて、俺とダーぺは同じく何かを感じとっていた。
D.pe「ユウに取り憑いた夢魔が、俺たちの心を奪おうとした。悪魔の魅了に踊らされる厄介な体質。何千ものの世界の俺たちを…。」
ぺ「……へ?」
D.pe「いや、なんでもない。これでわかったか?」
確かになぁ…。
ユウさんのことになると、何故だか心臓がズキズキと痛かった時もあった。
だけど俺は……。僕は……。
pe「………うん。」
僕たちもユウさんも、やるべきことがあるんだ。
D.pe「ユウを"最後"まで大事にしろよ…。」
すぐ立ち上がって、背中から大きな羽を生やすと風を作ろうとした。
pe「もう行くの!?」
D.pe「俺はそろそろ、ここまでとするよ。後はお前らに託すぞ。」
なんだよ…折角一緒にいられたと思ったのに!
そういうとこが俺なんだなっ!!
D.pe「ありがとな、俺。」
pe「…元気でな、俺。」
ユウ「ぺいんとさーん!どこなんですか!?居たら返事してくださーい!!本当にどこだぁ!?」
うわー出ました私ユウ。完全にやらかしましたハイ。
迷子になったので、ある〜日森の中〜までは至らないけどさ。山道に歩くバカここに居ますぅううう!
最終的にたどり着いたのは…。
ユウ「…お寺?」
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み〜と(プロフ) - リエさん» コメントありがとうございます!面白いだなんてもう所々ふざけていますが大変嬉しい言葉です。頑張ります! (2022年9月5日 21時) (レス) id: 5162af39c9 (このIDを非表示/違反報告)
リエ(プロフ) - 面白いです!続き気長に待ってます!! (2022年9月5日 20時) (レス) @page13 id: 6383860d99 (このIDを非表示/違反報告)
み〜と(プロフ) - たまさん» コメントありがとうございます!所々2434が出ていますが、3章が終わり次第登場させる予定です。サプライズかのように出てくるとやはり興奮しますね笑。これからも頑張ります( ̄^ ̄)ゞ (2022年8月20日 17時) (レス) id: 5162af39c9 (このIDを非表示/違反報告)
たま - にじさんじ編かな…?aknくんとkiくん出てきた時点でもう最高すぎます…!🥰これからも頑張ってください〜!💪 (2022年8月20日 16時) (レス) id: b264faf2fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:み〜と | 作成日時:2022年8月14日 22時