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ユウ「…………嫌いです。」

その答えを聞いて予想したであろう。


しかし、総統は否定せず、私の話を聞き続けた。


ユウ「その必要はないです…。でも必要になってしまうんです。私たち人間の歴史が刻まれるのは、

神様の決断なんです…。これは試練であり罰だと。」

gr「そうか…。」

彼の大きい手が私の頭の上に置く。

優しく、子をあやすかのように撫でる。

gr「もう睡眠の時間だ。すまない、
引き止めてしまって。」

ユウ「い、いいえ!
私は総統様とお話が出来て光栄です。」

















gr「…よろしかったらあれや、グルちゃんとでも呼んでくれへんか?」

ユウ「ブッ!!ww」

gr「わぎゃ!なんや急に面白要素あったか?」

ユウ「グルッペンさんならまだしもいきなりグルちゃんはちょっとwwww」


せっかくなんか…台無しな気がww
可愛いとこあるな総統閣下。







ユウ「失礼します。総統…いやグルッペンさん。
おやすみなさい。」

gr「おやすみ、ユウ。」


一人になった彼だけの総統室。












静かに涙が頬につたうのを知らないで。






グルッペンside


小さかった我が妹よ。



私はお前とともに国を創り続けたかった。



しかし、もうその必要はないな。



お前のおかげで今の俺がいる。



日記を手にしてもう一度、文章を読み上げる。



カラスは国とともに協力しあう。
カラスは今も旅をしている。
彼らと共に…。

gr「ふふ、そうか…旅か…。」



















gr「大きくなったんやな…。」

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作者名:み〜と | 作成日時:2022年6月13日 16時

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