あの時 ページ29
tr「ユウさん、雰囲気変わったね。」
トラゾーさんからそう言われて思わずドキッとしてしまった。
ユウ「そ、そうですか?」
si「確かに最初の時のユウさんは、ずっと落ち込んでましたから、おかげで元気な姿が見れてよかったです。」
ユウ「…!」
そうか、みんなからしてみると私は転生したから、
ずっと落ち込んでいたのを気づいたんだ…。
ユウ「…みんな、ありがとう。ニコ」
皆「……!」
それから、みんなでBBQをして、テント張って、
時には談笑したり、充実な時間を過ごした。
正直に言ってインドア派である私だが、お父さんと登山したときから外に出ることが好きになった。
あれからしばらくして、大学に入学したからか、
こうした時間を過ごせていなかったことに気づいた。
…………。
睡眠時間帯に入っているなか、私はなかなか寝づけることが出来ず、この世界の星々に魅了しながら眺めていた。
一人になると、また考え込んでしまうことがある。
あの日
あの時
あの瞬間
鏡に写るその姿は
私じゃない、私がいた。
それが、私の始まりだった。
pe「……ユウさん。」
ユウ「おおっ、ぺいんとさん。起きたんですか?」
pe「うん、ちょっとね…。さっきのゾンビが来るんじゃないかって思わず起きたんだよね。」
ユウ「ちょっ、それ完全にフラグ…。」
pe「まあまあ、とりあえずお隣いいですか?
僕も星観たいなって。」
ユウ「はい、どうぞ。」
…………気まずい。
例えるなら、友人と別れたときにその友人の友人と二人きりになると無言になるやつだわ。←
ユウ「(なんて話題を振ろうか…?)」
pe「あの、ユウさんに話があります。」
ユウ「は、はい!」
pe「僕たちがwrwrd国に訪れたとき、
Aさんという人物に出会ったのは、
10年前なんです。」
序章-完結-
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み〜と(プロフ) - 全体修正しつつ読み返した筈なのですが、あれ可笑しいな?だいぶお疲れのようでした。 (2022年8月11日 22時) (レス) id: 5162af39c9 (このIDを非表示/違反報告)
C_rown/Bondoouji(プロフ) - み〜とさん» いえいえ〜!お疲れなんですか…?たまには休むことも大切ですよ。 (2022年8月11日 22時) (レス) id: d6bf2219a9 (このIDを非表示/違反報告)
み〜と(プロフ) - C_rown/Bondooujiさん» ありがとうございます!全然気づかなかったです笑 (2022年8月11日 22時) (レス) @page25 id: 5162af39c9 (このIDを非表示/違反報告)
C_rown/Bondoouji(プロフ) - (小声) (2022年8月11日 22時) (レス) id: d6bf2219a9 (このIDを非表示/違反報告)
C_rown/Bondoouji(プロフ) - アノ…発狂のお話の最後…'むしろ'が"もしろ"になってましたよ…。 (2022年8月11日 22時) (レス) @page27 id: d6bf2219a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:み〜と | 作成日時:2022年6月8日 15時