今夜、夢で逢おう【名前変換オリジナル】

ep.16 ページ16

やばい……

















拓也「だから、なんにも無いって」



「いやいやいや、なんかやらかしたような気がするんだよね…」




拓也「別に普通に飲んで帰っただけだろ」












昨日、拓也と飲みに行った。
帰ってきたら急に眠たくなってそのまま寝たけれど…


何かやらかしたような気がするんだよね



まぁこの人の態度を見るに変なことにはなってないと思うけど……











「はぁ…久しぶりの飲みで羽目外しすぎたかぁ」



拓也「たまには良いだろ？こんなにいい男と飲めるんだぜ？」








「はいはい、外回り行ってくるからね」















プレゼンが上手くいったからって調子に乗る訳にはいかない。どんな時でも尊敬されるには腰が低くいなきゃ


後輩達のお手本になるんだから













拓也「あ、俺も行くよ？その企業との契約とったの俺だし」





「……わかった」














2人で車に乗り込む

私が運転するって言ったのに拓也が運転席に乗った。










「拓也って、いつもコーヒーの匂いするよね」



拓也「あ…そうかな？」






「うん、落ち着く匂いだね」







拓也「ははっ、俺もそう思うよ」



「？」



















私には、夢でも会いたくない人がいるから
夢は嫌いだった。



でも瀬川くんは会いたい人会えるって言ってくれたから、その言葉で少しは怖くなくなった。



また…会えたらいいのに









落ち着くから


眠れるから




いや、なんなんだろう












瀬川くんは予約しなきゃ会えないのに



なんでこんなに記憶に彼は残るのだろうか

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