妄想萌え★イ・ジュンギssiとこんな恋愛したぃ！ (ページ3)

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第3話　久しぶりの！（ジュンギside）ページ3

兵役を終えてからのはじめての日本。

色々想い出深い国で、久々のファンミーティングを行う為、ジュンギは来日していた。

空港の外に出ると、たくさんのファンが待っていてくれた。

２年という兵役で、ファンの子たちが離れて行ってしまうかもしれないと思ったがそれは杞憂だった。

黄色歓声の中、笑顔と握手で、ファンサービスをする。
歩く度に、ジュンギの両手はプレゼント増えて行く。

ファンに愛されてることを実感して、ジュンギは心の底から嬉しくなった。

いまとても幸せな気分。

ふとそんな中気付いた。

少し遠くで、ジュンギのうちわを持ってるくせにつまらなそうにしてる女の子。
具合が悪いのかと思ったらそうでもないらしい。
大きなあくびして、ジュンギとはまったく違う方向を見ていた。

僕に興味がない？

なのに、うちわ持って空港まで来るの？

何しにここに来たの？

ジュンギの頭の中は、クエスチョンで埋まる。

まったく興味がないなら、ここに来ないよね？

どんな子なのか知りたくなってきた。

あの子が、こっちを向いてくれればいいのに。

ファンに囲まれつつも、目線はその子のまま。

「ジュンギ、どうしたの？」

不審に思ったマネージャーが声をかけた。

「・・・あ、うん・・・」

それでもジュンギはその子から目が離せない。

迎えの車の前に着いたが、一度もその子はジュンギを見ることはなかった。

一体、なんなんだよ！