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2話 ページ3

次々と不良を避けていく先生。最後には甲斐隼人を押し倒し顔スレスレに没収したナイフを突き刺した。



「どうやら状況がまだ読み込めていないようだなぁ…なら、これならどうだ」


先生が腕時計らしきものをいじると…


ドカーン

すぐ近くで爆発した音がした。


ピピッ


「ドアのロックを解除したよ、見てみるといい」


教室の外に出ると出口を塞ぐ瓦礫の山。


「これまじで…?」


さっきまで馬鹿にしてたクラスメイトも大人しくなる。


「爆弾だよ」


するとクラスメイトのひとりが瓦礫の向こうに呼びかけるように叫び出した。


「無駄だよ!ここにはいくつも爆弾がしかけてある。大人しく教室に入ろうか。爆発する前にね」


全員が教室に入ったのを確認すると黒板に学校の見取り図を貼り、爆破したところにバツ印を付けた。


「この教室だけでなく、学校中に爆弾をしかけた。そういうことですよね?先生」


話を進めるために口を出してしまった。


誰も本気にしないんだから。


「正解だ。雪城。分かったら、席につこうか」

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理音(プロフ) - 続き気になります!更新楽しみにしています! (2022年8月24日 18時) (レス) id: d2e2ccbd11 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あかね | 作成日時:2019年1月7日 1時

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