プロローグ ページ1
ある生徒の死をキッカケに3年A組の担任、柊一颯(ひいらぎいぶき)先生が、卒業10日前の生徒たちを人質にし、「最後の授業」を行う。
「今から、皆さんには人質になってもらいます」
AM8:42
「おはようごさいます。柊先生」
「あぁ。おはよう雪城」
雪城A
3月1日の1週間前に転校してきた。大人しくあまり友達も出来てないようだが…
甲斐隼人の後ろの席。
「…楽しみですね」
AM8:45
ガラガラ
「遅刻だぞ」
「ちょっとぐらいいだろうるせぇな、少しくらい多めに見ろって」
その言葉と共に先生は腰を蹴られドアにぶつかった。
騒がしいクラス。今から何が起こるかもわからずに。
可哀想に。
ドン カチャ
ドアが閉まる音が鮮明に聞こえた。
「今日は、皆さんに大切なお知らせがあります」
クラス中がざわめくのも気にせずに先生は言葉を続ける。
「今から皆さんには、人質になってもらいます」
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理音(プロフ) - 続き気になります!更新楽しみにしています! (2022年8月24日 18時) (レス) id: d2e2ccbd11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あかね | 作成日時:2019年1月7日 1時