【セブルス・スネイプ】夢に見た世界【ハリーポッター】 (ページ9)

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金貨、銀貨、銅貨の違いや簡単なお金の計算の仕方を口頭で説明してもらいようやく作業を終えたAは不安な顔をしていた。

ここを出るにはまたトロッコに乗らなければいけないのだ
あれをもう一度体験しなくちゃいけないと思うと嫌な気持ちでいっぱいになった

小鬼が乗り込みセブルスも乗り込もうとした時、Aはそっと口を開いた

A「教授、トロッコに乗っている間腕を掴んでいてもいいですか？先程はいきなり掴んでしまってごめんなさい」

そう、トロッコに乗った一度目Aは許可なくセブルスの腕を掴んでしまったのだ
その時はトロッコのことで頭がいっぱいだったものの、硬貨を詰めているときAは身勝手な行動をしてしまったことを謝らなければいけないと考えていた。

が、いざもう一度トロッコに乗るとなるとまた耐えきれずに同じことをしてしまいそうな気がしてそれならば事前に許可を取ろうと思ったのだ

セブルス「隣で大声を出されるよりはマシだ、好きにするがいい」

A「ありがとうございます…！」

ほんの少し、トロッコに乗ることへの恐怖がなくなった気がする
Aはトロッコに乗りセブルスの腕を掴んでぎゅっと目をつむった

猛烈なトロッコを乗りこなし二人は外に出た
先程の場所とは打って変わって陽の光が強く明るい。